【本】いかに自分が続けられやすい思考を身につけるか。「習慣が10割」

作品情報
タイトル / 習慣が10割
出版年 / 2018年11月21日
著者 / 吉井 雅之
価格 / 1,386円
出版 / すばる舎
電子版 / ○
オーディオブック / ○
ポイントまとめ
☆あなたの人生は、あなたの日々の”習慣”で決まる!
☆言葉による刷り込みがこれからの人生に影響する!
☆「嫌な上司」はいない。嫌だと思う「自分」がいるだけ。
☆できると錯覚するか、できないと錯覚するか。
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
本のもくじ
※各項目は1部抜粋しています。
はじめに
第1章 人生は「習慣が10割」
習慣がすべてを決めていた!
習慣を変えれば、人生が変わる!
習慣は、誰でも、何歳からでも身につけられる
意志もやる気も才能もいらない
私ももともとは何も続かなかった
第2章 なぜ、あなたは続けられないのか?
なぜ、悪い習慣はやめられないんだろう?
習慣=思いの深さ×繰り返し反復
第3章 意志が弱い人でも続く! 「最強の習慣化」スキル
「続ける」ではなく「始める」と考えてみる
とにかく「ハードル」を下げる
「1個前の習慣」を決める
挫折しない秘訣「~しなければならない」はNG
第4章 「脳の力」で、習慣を超強力にする
「ポジティブな出力」を増やして、脳をプラスに強化する
言葉を変換して「快・不快」を入れ替える
「決めポーズ」や「作り笑顔」でプラスを強化する
第5章 習慣の力で、「あなたの人生」が動き出す
おわりに
あなたの人生は、あなたの”習慣”で決まる!
習慣は、人生を通して役立つ最強のスキルなのです。
習慣を作るのに、能力や投資は関係ありません。時代遅れの根性論も不要です。
はじめにより
「今の自分を作り上げたのは、自分自身である」ということです。
もっと正確に言えば、過去の言葉や行動、思考など、1つ1つの積み重ねが今の自分を作り上げてきたのです。
つまり、「習慣」が人生のすべてを決めているということ。
第1章より
いまの自分は過去の行動によって作られている。
だから、「いい未来」を現実にするなら、いまの行動(習慣)を見直さなければいけない。
私たちは、急に成長することはない。
1日1日、時間をかけて、ゆっくり成長していく。
つまり、1日の行動の(習慣)の積み重ねでしか能力が伸びることはない。
自分の能力を伸ばしたいとき、習慣を見直すのは当然のことで、それ以外にはどうしようもない。
つまり習慣が10割だ。
【ポイント】
☆あなたの人生は、あなたの日々の”習慣”で決まる!
言葉による刷り込みがこれからの人生に影響する!
「自分には無理だ」「どうせうまくいくはずがない」
そんな言葉が口ぐせになっている人はいませんか? 自分が発した言葉も、耳から情報として取り込まれ、脳にしっかり刷り込まれます。
刷り込みが習慣を作り、習慣があなたという人間を作り上げていく。
第1章より
すぐにあきらめてしまう人と継続できる人の違い。
それはネガティブな言葉をつぶやいているかどうか。
小さいころから、親から「できない」「無理」といわれつづけると、やがて、それが自分の意識の中に刷り込まれていく。
これがどれほどこれからの人生に影響してくるのか。
あなたはなにかをチャレンジするときに無意識に「無理だ」「続かない」とつぶやく。
言葉の力はとても強力で、否定的な言葉は自分の行動を縛り、固くなり、身動きがとれなくなる。そして、本当に「失敗」する確率が高まる。
【ポイント】
☆言葉による刷り込みがこれからの人生に影響する!
すべては自分が決めていること
「嫌な上司」はこの世に存在しません。存在するのは、「上司を嫌だと思っている自分」だけ。
要するに、すべては自分が決めていることなのです。
事実は1つだが、捉え方は100通りある。
これが真理です。
第1章より
その捉え方を変える方法こそが「習慣」
ネガティブをポジティブに変えていく。
思い込みのパワーはすさまじく、私たちはいつでも自分の理想を作り上げていくことができる。
よりよい考え方・捉え方へとアップグレードし、思いどおりにコントロールできる。
なぜなら、すべては自分が決めているのだから。
【ポイント】
☆「嫌な上司」はいない。嫌だと思う「自分」がいるだけ。
都合よく錯覚しろ!
「50点しか取れないなんて、自分は能力がない」と考える習慣があるのか、「50点も取れるなんて、自分は能力がある」と考える習慣があるのか。
どちらの思考習慣を身につけているかで、「能力があるか、ないか」の錯覚が生まれるわけです。
だったら、思い切り自分に都合よく錯覚したほうがいい。最初は嘘でもいいので、「自分はなんて天才なんだ!」「自分は意志が強いなあ」と考えればいいのです。
第1章より
自分を変えるために、才能ややる気なんていらない。「錯覚」させればいい。
どうしてできないのか。「それはできないと”思っている”から」
人は「できる」と思うことも「できない」と思うこともできる。いってみればどちらも”錯覚”だ。そこに真実はなく、真実だと思っている自分がいるだけ。
これからはもっと自由に、自分の気持ちをコントロールしよう。
【ポイント】
☆できると錯覚するか、できないと錯覚するか。
接近と回避を使い分けろ!
うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
うまくいかない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。
第2章より
カバンの中に教科書が入っていないのに、どうやって勉強するというのか。
読書するとき机の上にスマホを置く人は「なにがなんでも読書をしたくない人」なのだろう。
やるべきことに「接近」し、やらないものを「回避」することが習慣形成のポイントだ。
皿の上に乗ったケーキを前にしてダイエットはできない。あなたは体重を増やすか、減らすかを決め、その場でケーキを食べるか、皿をしまうかのどちらかを選択する必要がある。
接近と回避。
中途半端ではだめだ。明確な違いをつけよう。
【ポイント】
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
言葉の内側のみ存在できる
☆人間はネガティブな生き物。無意識によくない未来を想像し、起こってもないことに恐怖する生き物だ。だから、意識的に「ポジティブ」な言葉を発していくしかない。人間はネガティブにも、ポジティブにもなれる生き物だ。
☆「親」「友だち」「職場の人間」あなたの周りに、あなたの能力を低く見たり、将来を悲観させる発言をする人がいるなら、一刻も早くその人と距離を取るべきだ。あなたの悪口をいう人の手には、目には見えないナイフがある。そのナイフで、このままあなたの心をぐさぐさぐさぐさ刺されてもいいのか、ぼろぼろになってもいいのか。自分の体だ、自分の命だ、自分の人生だ、自分で守れ。これはなによりも優先すべきことだ。
☆人は自分の思っていることしかできない。言葉の外側ではなく、言葉の内側のみ存在できる。
☆もし結果が「ダメ」だった場合でも、それは物事をあきらめる理由にはならない。それは「できる」までの通過点であり、あなたが自分で動きだしたときからすでに「成功」なのだ。
☆正しいことではなく、本当のことをいえばよい。自分をだますことはできない。いいたいことをいい、したいことしかできないのだ。
☆私の役目は、「いかに自分を世界に向けて売り込んでいくか」あなたをプロデュースするのはほかのだれでもなく、あなた自身であり、どこまで自分を高められるかの挑戦こそが生きがいだ。
☆なぜ「つらい」と思うのか、それは間違っているからだ。
☆なぜ楽しいと思うのか、それは「正解」だからだ。
☆毎日の生活に「目標」があればより具体的な行動を促すことができる。ならば、小さくてもその目標を”持ち続ける”ということが大切になってくるのではないか。目標の大きさや、それに対する行動の優秀さよりも、どれだけ保ち続けるか、その意識の「期間」が1番重要なのではないか。
☆すでにある習慣の中に新しい習慣を入れ込むのは難しい。なぜなら、その前の習慣から1日の流れがすでに決まっているからだ。流れを無理に変えるよりも、その流れがはじまる前に(つまり朝に)、新しい流れを作ればいい。
☆とことんはまり、とことんあきよ。
☆いかに自分の毎日の生活を”デザイン”するかだ。しかもそのデザインは楽しくなければならない。
☆「ちょっとやりたくなってきた」という自分の小さな思いを見逃さない。
☆「きょうも元気にあいさつできた!」という小さな成功体験は、「よし、ダイエットもがんばるぞ!」という意欲に結びつく。1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。
☆朝に小さな成功体験を経験すると、「自分はできる」という気分で1日を過ごせるのだ。それを習慣化すれば、次の日も、その次の日も「自分はできる」と思って家をでていける。こうなれば、あなたはもう最高の人生を過ごすしかなくなってしまうのだ。
☆あなたは1ヶ月間やるのではない、きょうやるのだ。はじめなければなにも続けることはできない。いかに自分がはじめやすく、続けられやすい考えを身につけるかだ。
☆集中できる場所を確保し、その場所に毎日座る習慣を身につけること。
☆いままでの価値観を壊す。神話、法律、ルールからの脱却。大きな枠から、もっとずっと大きい枠への移動。それが自由だ。
☆勉強する習慣をつけたいなら、その前にまず、椅子に座る習慣を身につけることだ。もちろん、椅子に座るだけであなたはなにもしなくていい。ただ、目の前の机の上に教科書が置かれていて、毎日毎日椅子に座っていると、”つい”勉強してしまうなんてことが起こるものだ。
いてくれて、ありがとう。
私は、あなたの自然な笑顔が大好き。
だれにも遠慮せず、自分も相手も大切にして、冗談ばかりいって楽しませてくれるあなたが大好き。
あんまり難しい顔をしないで。かっこつけようとしないで。
最近、あまり話をしてくれないからちょっとさびしかったりする。
でもやっぱり、あなたのことを思うとうれしくなる。
あなたがどこか遠くにいようとも、あなたと同じ世界にいることが幸せに感じる。
いてくれてありがとう。明日も明後日も、ずっとありがとう。
ポイントまとめ
☆あなたの人生は、あなたの日々の”習慣”で決まる!
☆言葉による刷り込みがこれからの人生に影響する!
☆「嫌な上司」はいない。嫌だと思う「自分」がいるだけ。
☆できると錯覚するか、できないと錯覚するか。
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
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終わり
<またね!>
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