1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。

参考文献:吉井 雅之「習慣が10割」すばる舎
ポイントまとめ
☆小さな習慣によって「自分はできる!」土台を作れ!
☆継続させたいなら、どこまでもハードルは低く、簡単で、わくわくするものを。
☆1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。
「自分はできる!」という土台を作る
何か1つでも続けられたという記憶が増えれば、別のことをやろうとした時も、「自分はできる!」とワクワクしたり、楽しんだりできるようになります。
第3章より
1つのことをやり終えたあとは、不思議と次への意欲が湧いてくる。
「ゴミを捨てる」「本を3ページ読む」「10回筋トレをする」
これらの小さな習慣を持つことで、私たちは毎日「達成感」や「自信」を手に入れることができる。
「自分はできる」と思える状態を常に作っておく、それが土台だ。
【ポイント】
☆小さな習慣によって「自分はできる!」土台を作れ!
完璧を目指してはいけない
習慣を始める時、絶対にやってはいけないことがあります。
それは「完璧」を目指すこと。
これが習慣形成を挫折させる大きな原因です。
第3章より
日記を毎日書くことを目標にするなら、1ページ丸々書かなくてもいい。
1行でも、1文字でもいい。日記を開くだけでもいいじゃないか。
大切なのは、「続ける」こと。
続けることによって「達成感」と「自信」を得ること。
成功体験を積み重ねて、「できた”過去”」を持つこと。
同じやり方で、いつも同じように失敗している人。
それは自分の気合が足りないのか、能力が足りないのか。
答えはその正反対。目標が自分のレベルに合っていないのだ。
継続させたいなら、どこまでもハードルは低く、簡単で、わくわくするものを。
それこそ、ついついスマホでゲームをしたり、テレビを見たり、おやつを食べてしまうくらいのものでなければ継続なんてできやしない。
【ポイント】
☆継続させたいなら、どこまでもハードルは低く、簡単で、わくわくするものを。
1つの自信は、全体の自信にもなる!
☆私たちの意欲やチャレンジ精神が過去の成功体験と関連しているなら、小さな成功を毎日積み重ねればいい。小さな成功とは、朝ストレッチをする、教科書を開く、元気にあいさつする、といったあまり苦労をかけずにできることだ。だがこの成功のパワーは計り知れない。小さな成功は、自分との小さな約束を守るということであり、1日ではなく何日も継続して達成すれば、おのずと自信がついてくるものだ。だって、私たちは過去の成功体験をもとにいまの自分を見ているのだから。
☆大成功ではなく、小さな成功を「これでもか!」と大事にしろ。
☆「きょうも元気にあいさつできた!」という小さな成功体験は、「よし、ダイエットもがんばるぞ!」という意欲に結びつく。1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。
☆なにかで失敗したあとはなんでも失敗しそうな気分になる。反対に、運がいいときはなんでもうまくいきそうな気分になる。
☆朝に小さな成功体験を経験すると、「自分はできる」という気分で1日を過ごせるのだ。それを習慣化すれば、次の日も、その次の日も「自分はできる」と思って家をでていける。こうなれば、あなたはもう最高の人生を過ごすしかなくなってしまうのだ。
☆いまから新しい習慣を作らずとも、すでにある習慣の「意識」を変えることでも自分の気分を向上できる。それを実行している自分をほめ、これを「小さな成功」だと思うのだ。それは自信に変わり、その自信は自分が本当にしたいことを実現するのに欠かせないエネルギーになる。
☆自分の部屋を掃除すると営業成績は伸びる。1つの成功体験から得た自信は全体の自信にもなる。うまくいかないのはうまくいかないと「思っている」からであり、その思考を変えるには「別のところからうまくいった気分」を持ってくればいいのだ。
☆なにかを続けることは「面倒」だとか「つらい」というイメージがある、だからこそ楽しく続けられる工夫をしなければならない。
☆あなたは1ヶ月間やるのではない、きょうやるのだ。はじめなければなにも続けることはできない。いかに自分がはじめやすく、続けられやすい考えを身につけるかだ。
【ポイント】
☆1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。
君はすごいよ
君はすごいよ。
こんなごちゃごちゃした世の中でも、しっかり自分の考えを持っていて、行動できる人だ。
私は評価したい。君に100点をあげたい。メダルを贈りたい。
1週間に1回は君の日々の活躍を称えてパーティーを開くべきだ。
君は隣の人を幸せにしてくれる人だ。つまりそれは世界をよりよくしてくれる人だ。
もっと素敵な世界を見せてほしいな。
君が動くと、なんだかわくわくせずにはいられないんだ。
ポイントまとめ
☆小さな習慣によって「自分はできる!」土台を作れ!
☆継続させたいなら、どこまでもハードルは低く、簡単で、わくわくするものを。
☆1つの体験から得た自信は、全体の自信にもなりうる。
参考文献
吉井 雅之「習慣が10割」すばる舎