【解決】いまの自分に満足できない

1日の終わりに「う~ん」と自分に対して不満になる。
きょう、やらなければならないことを半分もできなかった。
自分のイメージする理想の姿とはほど遠い。まったく、情けなくなる。
1年前の自分となにも変わらない、少しも成長していない。
いまの自分に満足しているか?
答えはもちろん「いいえ」だ。
どうやったら自分に満足できるのか、なにかアドバイスがほしい。
【この記事の目標】
□ 自分に満足できる方法を知る。
【記事裏面】
対象:現状に満足していない人。
効果:満足感アップ。
文字数:2273字
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なぜ満足するのか
なぜ人は自分の満足の「器」がいっぱいにならないと「不満」を感じるのだろう。
人はいつも理想のイメージを持っている。
走るときは1秒でも早いほうがいいし、テストの点数は1点でも高いほうがいい。
よりより自分になろうとするために、私たちは「理想の自分」をイメージする。
これが満足の「器」になる。
この器と同じくらいの成果があれば、人は満足する。
もし、少しでも量が足りなければ、満足できない。
満足できないということは自分の欲望が満たされないということ。
それは、欲望を満たすために行動する私たちにとって好ましくない事態だ。
私たちは理想の自分に近づくために、満足の器を作る。
その器の中身をいっぱいにしたかいっぱいにしなかったかで、自分が満足するか、満足しないかの判断をする。
つまり、満足の器は、自分の満足度を図る、計測器でもあるのだ。
その基準があるからこそ、理想に近づいた自分に、心地よい感情(満足感)を与えることができるのだ。
そして反対に、理想とは違う自分に、好ましくない感情(不満)を与えてしまう。
もし、いまの自分に満足できないなら、いまの自分の「満足の器」をもっと小さいものに変えてみることだ。
そうすることで、いままでの半分の満足感で、たっぷり100パーセントの満足を得ることもできる。
【ポイント】
☆ いまの自分の満足の「基準」を下げることで、現状に満足できる。
とある名言
☆ 胃の大きな人はご飯10杯でようやく満足し、胃の小さな人はご飯1杯でほどよく満足する。
☆ 物事に満足できないときは、どこかに問題が隠れている。それは、自分のやり方がまずいのか、理想のイメージが高すぎるのか。
☆ 風がないとき、船は動かない。こんなときにじたばたしても、なにも解決しないし、なにも生まれない。だがら、準備するのだ。次に風が吹いたときに、万全の態勢で進めるように準備するのだ。チャンスがきたときにすぐに動けるかどうかで、その後の世界がくっきりわかれる。
☆ テストで100点をとったことがないのに、100点を目指そうとする人が多い。まずはほぼ確実に達成できることを目指そう。例えば、テストで30点をとるとかだ。こうして確実に自分の目標を達成する「経験」を積み重ねることが、いずれ100点をとれる原動力になる。いきなり背伸びせずに、まずはソファでごろごろしながら自信をつけていくこともひとつの自己実現テクニックだ。
☆ 満たされない自分に依存してはいけない。満足できないことを自分の個性にしてはいけない。
☆ テレビやコマーシャルを見て、あれがほしい、これがほしいと、物欲の悪魔を召喚する行為はやめたほうがいい。あまりに大量で無駄な商品を次から次へ買わされた挙句、それが本当に自分にとって必要な商品なのかはわからないのだ。どうか、偽物の満足を追い求めて、自分を見失わないように。
☆ お腹いっぱい食べて、満足したらもうそれで十分じゃん。それ以上なにを欲しがるっていうの?
まとめ 全3記事
1.現状に満足してみたら
上を見るのはやめて、いまの自分に心から満足しよう。自分の限界に挑戦するのは1部の人に任せておけばいい。自分に甘えて、他人に任せて、現状に満足しよう。世の中を走る続けることにつらくなった人に読んでほしい記事。
2.下を向いて歩こう
向上心を捨てて、下を向いて歩こう。自分より弱い人たちを集めて、自分が安心できる環境を作ろう。いますぐ、成長することをやめて、朝起きた、きょうの自分に満足しよう!
3.生活を引き算する
増やす満足ではなく、減らす満足!? 生活を引き算してスリムにすることで、あなたの満足はよりお手軽になる!? いつも150円の牛丼を食べて、特別な日に500円の牛丼を食べよう! 生活の量と質を引き算して、満足感を得る。新たな満足の公式!
シメ
満足できないのは、自分の日々の精神がたるんでいるからだと思っていた。
だがこうも考えた。
自分にはぶかすぎる靴を履いて、より早く走ろうとしているんじゃないのかなって。
それで、うまく走れないことを、何度も自分の足が小さいせいにしてしまっているんじゃないかって。
ちょっと落ち着いて考えれば、その間違いに気づけたのだ
ここまでそれに気づけなかったのは、止まって休むことを一切せずに、ずっと走り続けてしまったからだ。
走っているときに見える風景もあれば、止まっているときに見える風景もある。
いまの自分に満足できないという問題を解決するポイントは、満足の基準を下げることで、現状の自分に満足できるようになること。
そのことを発見できたのは、1度止まって、ゆっくり周りを見渡すことができたおかげだ。
【この記事の目標】
☑ 自分に満足できる方法を知る。
<終わり>
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