【Switch】この爽快感、イオナズン級。DQH解説&レビュー!

自分の好きなゲームが、国民的RPGでよかった。
もし「ドラゴンクエスト」が1部のマニアしかウケない作品だったら、その後シリーズが制作されることもなかっただろう。
みんなに愛されたからこそ、物語が続き、魅力的なキャラクターが生まれていったのだ。
そして、その歴代キャラクターたちが集結した夢のようなゲーム、
「ドラゴンクエストヒーローズ」をいま、遊ぶことができる。
ありがとうドラクエ好きの仲間たち! スタッフのみなさん!
感謝の気持ちを込めて、この記事を書きます。
【この記事の文字数】1,3205字
☆プチフィール☆
名前 / モーモン・浜田
毎年、必ず1作はドラクエシリーズをプレイしている。
好きなシリーズは「Ⅴ」「Ⅷ」「Ⅺ」
ドラゴンクエスト 最新情報
ドラクエに関するさまざまなニュースをご紹介。
ドラゴンクエストXI Switch版発売!
PS4、3DS版の発売から2年。ついにSwitchでもドラクエ11が2019/9/27に発売されることになりました。
キャラクターボイス、新シナリオ、その他システムの向上。
など、まさに完全版というべき作品になっています。
発売後の週間売り上げランキングでも、堂々の1位。
やっぱりみんな、ドラクエ好きなんだな。
ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 発売!
インターネットで日本中のみんなと冒険ができるオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」の最新追加パッケージが2019/10/24に発売されました!
パソコン、PS4、Switchでそれぞれ販売しています!
この記事は次のような方に向けて書かれています。
・ドラゴンクエストヒーローズI・IIを買おうかどうか迷っている人。
→ ヒーローズの基本的なシステムや面白いところ、Switch版を買うメリットを紹介しています。
・すでに今作をプレイ済みの人。
→ 好きなキャラクターランキングやクリア後の感想などを書いています。
・ドラゴンクエストをあまり知らない人。
→ 過去作品の案内もしています!
ドラゴンクエストとは?
1986年、シリーズ第1作「ドラゴンクエスト」がファミリーコンピュータで発売。
プレイヤーがゲームの主人公となり、町やフィールドを歩き、モンスターと戦い、レベルアップしていく、RPG(ロールプレイングゲーム)。
漫画家、鳥山明が描くかわいいモンスターと、作曲家すぎやまこういちによるオーケストラ調の壮大な音楽、ゲームデザイナーの堀井雄二によるコミカルなセリフがプレイヤーの心をぐっとつかんだ。
誕生から30年以上、本編シリーズは11、その他派生したシリーズは80タイトルを超える。
商品情報
タイトル / ドラゴンクエストヒーローズI・II
発売日 / 2017年3月3日
ジャンル / アクションRPG
プレイ人数 / 1人 (通信:2人~4人)
機種 / Nintendo Switch
価格 / 9,680円
容量 / 26.8GB
開発 / コーエーテクモゲームス
販売 / スクウェア・エニックス
こんな方におすすめ!
⚔ドラクエのキャラを操作して、モンスターをぶっとばす、イオナズン級の爽快感を味わいたい人!
⚔アリーナ、マーニャ、ゼシカ、テリーなど、かつての仲間たちと、また一緒に冒険したい人!
⚔ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱを携帯モードやテレビモートなど自由なスタイルで楽しみたい人!
ポイント
☆ドラゴンクエストの次なる挑戦、新作アクションRPG!
☆斬撃、鉄拳、イオナズン! 敵を斬りつけ、殴り、吹き飛ばせ!
☆2本のソフトが1本で楽しめる。新たな要素も追加された、Nintendo Switch版!
評価
<日本ゲーム大賞2015>優秀賞!
<日本国内、アジア圏での販売本数>100万本突破!
<PlayStation® Awards 2015>Platinum Prize受賞!
<PlayStation® Awards 2015>ユーザーズチョイス賞!
<PlayStation® Awards 2016>Gold Prize受賞!
<Amazonレビュー数>1768
基本システム
ドラゴンクエストヒーローズI・IIの基本的なシステムを紹介する。
1.アクションRPG
今作はいままでのドラクエのようなただのRPGではない。
プレイヤーがコマンドを入力すると、操作キャラはその場で剣を振ったり、盾を構えたりとさまざまな”アクション”をとる。
常にリアルタイムで繰り広げられる直感的な戦闘は、まるでゲームの世界に入りこんだかのような確かな手ごたえを感じる。
新生ドラゴンクエストの誕生だ。
2.ストーリー&クエスト
メインとなるストーリーには、世界の危機を救う壮大なシナリオが用意されている。
人々からのちょっとした依頼をこなしていくクエストでは、目的を達成すると報酬を得ることができる。
また、美しいグラフィックで描かれたフィールドを散策したり、攻略したステージを何回でも好きなだけ遊ぶこともできる。
3.豪華声優陣による歴代キャラクター参戦!
ドラゴンクエストヒーローズの最大の魅力は「過去作のキャラを操作できる」ところだ。
クリフト、アリーナ、マーニャ、ゼシカ、ヤンガス、ビアンカ、テリーなど。
かつて一緒に世界を冒険したあの仲間たちともう一度出会える。
また彼らの楽しいセリフを聞くことができる。しかも今度は豪華声優陣によるボイス付き!
単なるおまけ的な参戦ではなく、メインストーリーに関わってくる重要なキャラクターとして登場する。
長い歴史を持つドラクエだからこそできた、夢の共演をたっぷり味わおう!
好きなキャラクターランキング!
ドラクエヒーローズにでてくるキャラクターを対象にしたランキングを発表!
1位から10位まで!
※Ⅰ・Ⅱプレイ済みの筆者が作成。
1位 ミネア
「この世界の運命を……大切な未来を皆で切り開きましょう!」
好感度 / ★★★★★★
強さ / ★★★★☆
使いやすさ / ★★★★☆
CV(キャラクターボイス):日笠陽子(ひかさ ようこ)
初登場作品:ドラゴンクエストIV
コメント
きりっとしたつり目がかっこいい。
落ち着いた話し方に好感が持て、大人の女性の魅力がある。
姉であるマーニャの言動に苦労させられながらも、常に姉の心配をするところが優しい。ストレスたまってそう……。
戦闘では、タロットカードによる遠距離攻撃が強力。弓よりも使いやすく広範囲にダメージを与えられ、補助系の技、回復呪文も併せ持つ隙のないキャラ。
2位 ゼシカ
「ふふ♡……セクシービーム♡」
セクシー / ★★★★★
好感度 / ★★★★☆
強さ / ★★☆☆☆
CV :竹達彩菜(たけたつ あやな)
初登場作品:ドラゴンクエストVIII
コメント
露出度が1番高いマーニャよりセクシーに感じてしまうのはなぜだろう。
強気な姿勢だが鼻につくことはなく、女の子らしいかわいさがある。
ヤンガスを「おっさん」と呼んだり、ククールからのアプローチをうざそうにしているところが面白い。
ムチによるコンボは気持ちよくて爽快だが、威力が低いので雑魚敵を倒すのにも時間がかかる。
疾風迅雷、スパークショット、セクシービーム、ヒャド系の特技・呪文もいまいち攻め手にかける。メラ系はビアンカとマリベルに譲っちゃったしなー。
3位 メーア
「もうっ! また長いやつ!?」
使いやすさ / ★★★★★★
好感度 / ★★★★☆
強さ / ★★★☆☆
CV :桐谷美玲(きりたに みれい)
初登場作品 :ドラゴンクエストヒーローズⅠ
コメント
さっぱりした性格であまり物を考えずどんどん前に進んでいく。
声を担当した、女優、桐谷美玲のイメージがキャラと合っている。
だらんと降ろした前髪によって、リスみたいな小顔美人になっている。
ハイテンションになると束ねていた後ろ髪がほどけて雰囲気が少し変わるところも好印象。
ヒーローズはほかの仲間たちが強いので、主人公は平均的な戦闘力で可もなく不可もないといったところ。
4位 ハッサン
「らっしゃああああ!」
男らしさ / ★★★★★
強さ / ★★★★☆
好感度 / ★★★★☆
CV :安元洋貴(やすもと ひろき)
初登場作品:ドラゴンクエストVI
コメント
豪快、そしてごつい。
性格はやんちゃでだれにでもフレンドリー。
Ⅱで、マーニャとミネアの姉妹愛に感動したハッサンが、マリベルを自分の妹にしようとするシーンは笑った。
いろんなキャラにからんで場を盛り上げるのがハッサンのいいところ。
戦闘では、ヤンガスに次ぐ重量級アタッカー。
ヒーローズのキャラの攻撃は軽いものが多いので、ハッサンのような重い一撃を繰りだせるキャラは頼りになる。
5位 マリベル
「遊んでくれてありがとう。つまらなかったわ!」
好感度 / ★★★★☆
強さ / ★★★☆☆
使いやすさ / ★★★☆☆
CV :悠木碧(ゆきあおい)
初登場作品:ドラゴンクエストⅦ
コメント
つんけん娘。
いつも偉そうな物言いだが、幼い外見もあってぜんぶかわいく見えてしまう。
不満や愚痴をいう役はマーニャ姉さんを押しのけるほどの風格。
テクニカルな武器、ブーメランを使う。
ブーメランをキャッチした瞬間に、特技を発動するとより強力になるというマリベルだけの特性がミソ。
対強敵用攻撃呪文「メラゾーマ」を唱えられるので、よくパーティーメンバーに入れていました。
6位 ヤンガス
「おっさんていうなっ!」
強さ / ★★★★★
使いやすさ / ★★★★☆
好感度 / ★★★☆☆
CV :立木文彦(たちき ふみひこ)
初登場作品:ドラゴンクエストⅧ
コメント
丸いおっさん。
扱う武器は斧。最初は動きが遅く、使いにくかったが、その一撃の威力の高さにどんどん惚れていった。
ⅠとⅡでは斧のアクションが変わっているが、個人的にはⅠの斧のタメ攻撃のほうが狙いやすくて好き。
全キャラ中、最も攻撃的で接近戦に強いキャラ。
特技「蒼天魔斬」の斬撃で敵が一直線にばばばーっとぶっとんでいく時がヒーローズやっててよかった瞬間の1つ。
7位 フローラ
「幼馴染、素敵ですわね」
強さ / ★★★★★★
使いやすさ / ★★★☆☆
好感度 / ★★☆☆☆
CV :花澤香奈(はなざわ かな)
初登場作品:ドラゴンクエストⅤ
コメント
ルドマンの娘。
ビアンカとはちょっと複雑な関係。
スティックから放出されるふわふわした球は「なんかヨワイナ」と思っていたが、
特技「メイルストロム」「ミラクルムーン」イオ系の呪文と組みあわせれば圧倒的なヒット数とダメージ継続力を持つ。
こちらから近づかなくても、敵を引き寄せつづけ、攻撃し続けることができるので非常に有能。
ハイテンション中のイオナズン連発はモンスターがかわいそうになるほど破壊的。
おまけにバイキルトも使えるんだから、言うことなし!
全キャラ中、最強クラスの強さ!
8位 オルネーゼ
「あんたたち、なかなかの腕じゃないか」
強さ / ★★★★☆
好感度 / ★★★☆☆
使いやすさ / ★★★☆☆
CV :水樹奈々(みずき なな)
初登場作品:ドラゴンクエストヒーローズⅡ
コメント
名声ある戦士で、懐が深く、面倒見がいい。
「上司にしたい女性キャラ」で1位になる、と思う。
ヤンガスの斧と比べてアクションが変わり、より素早く立ち回れるようになった。
せっかくほかの斧特技が追加されたのに、いまだに「蒼天魔斬」「鉄甲斬」がお気に入りでそればかり使っている。
どうすればいい? オルネーゼ部長!
9位 アリーナ
「あんな奴、私がやっつけてやるわ!」
好感度 / ★★★☆☆
強さ / ★★★☆☆
使いやすさ / ★★★☆☆
CV :中川翔子(なかがわ しょうこ)
初登場作品:ドラゴンクエストⅣ
コメント
戦うことに貪欲なお姫様。
本編作品であるドラクエ4のアリーナは攻撃力が鬼のように高かったが、ヒーローズでは抑え目になり、手数で勝負! というスタイルになった。
「ぶんしん」で計3人分のヒット数になるのが強み。
攻撃後のぶんしんのタイミングも慣れてくればちょっとリズムゲームみたいで楽しい。
アリーナがクリフトを褒めたりすると、クリフトが「じーん」といって感動するところがツボ。
クリフト、がんばれ!
10位 ビアンカ
「お願い! ゲレゲレ!」
強さ / ★★★★☆
使いやすさ / ★★★★☆
好感度 / ★★★☆☆
CV :井上麻里奈(いのうえ まりな)
初登場作品:ドラゴンクエストⅤ
コメント
筆者はビアンカ派。
ヒーローズⅠではフローラと一緒にいて、フローラの天然発言をつっこむという慣れない役に挑戦していた。
ちょっとビアンカとしてはおいしくない役でしょうね。
戦闘では弓を使う。
ビアンカはどちらかといえばムチのイメージがあったけど、ゼシカ嬢に譲ったようです。(ヒーローズではメイン武器争いがあり、敗れたほうはなじまない武器を使わされる)
しかしビアンカの特技は弓とも相性がいいので意外と主力メンバーの1人。
特にサンダーボルトを放ち、ラリホーで眠らせて、メラゾーマを放つ、という流れは相手に休む暇を与えない。
ゲレゲレもでるよ! (筆者はボロンゴ派)
ここが面白い!
これは、ドラゴンクエストヒーローズをはじめてプレイした初心者が、素直に「面白い」と思ったところをまとめたものである!
1.爽快感あるバトルが面白い!
好みの武器を装備して、お気に入りのキャラの技とコンボで大勢の敵をぶっとばす!
倒して、倒して、さらに倒して、とにかく鬼神の如く暴れ回る!
次々とモンスターの死体を積み上げていくこの爽快感、面白い!
2.過去作のキャラ操作が面白い!
戦闘に参加できるパーティーメンバーは4人。
その中で主人公は固定されているから、実質選べるのは3人。
この3人をだれにするのか悩む。ぜんいん入れれば1番なのに。
仲間キャラクターの個性ある戦い方やかっこいい必殺技。
スキルや熟練度を上げることでさらに新しい技を覚え戦略も増える。
頼れる仲間たちと戦場を駆ける喜び、面白い!
戦闘について
ドラゴンクエストといえば、モンスターと戦い、経験値を上げてレベルアップし強くなる。
というのが定番の流れです。
このヒーローズでもその流れは変わりません。
しかし、戦闘は、コマンドをただ入力するだけの単純なものではなく、ボタンの組みあわせによって行うアクション性の高いものになっています。
1.ボタン入力による攻撃
ボタンを連続で押せば技が続けて繰りだされ「コンボ」が生まれます。
また、ボタンを押す順番を変えることでさまざまな技へと派生します。
敵との相性やその場の状況、そのときの自分の”気分”によって自由に攻撃バターンを組み替え、戦場を舞う”蝶”になりましょう。
装備している武器、職業、キャラクターによっても攻撃手段が変化するので、自分のスタイルに合った戦い方がきっと見つかる!
2.特技&呪文!
「MP」と呼ばれるエネルギーを消費して発動できる特技・呪文は強力で、攻撃の軸になります。
大勢の敵を蹴散らしたり、敵の守備力を下げたり、パーティーの攻撃力を上げる、体力を回復させる、などたくさんの種類があり戦闘を有利に運ぶことができる。
3.ハイテンションと必殺技!
モンスターに攻撃するとテンションゲージがじょじょにたまっていく。
このゲージがMAXになるとハイテンション状態になることが可能。
ハイテンション中は攻撃力が上がり、特技・呪文をMP消費なしで使いたい放題!
さらに、「必殺技」がだせるようになります。
必殺技はキャラによってオリジナルの演出がされており、これがいちいちかっこいい。
雑魚敵は画面上からもれなくぜんいん消し去ることができるほか、強敵に対しても特大ダメージを与えることができるので、戦況を逆転させる最大の鍵です!
4.モンスター
ドラゴンクエストの敵は、漫画家、鳥山明がデザインした可愛らしいモンスターたち。
今作では、そんな愛らしいモンスターたちが画面を埋め尽くすほど現れるから、こちらもぶっとばし甲斐があります。
モンスターを倒すと、たまに「モンスターコイン」となって加勢してくれます。
ときにはキャラの攻撃よりも強い技をだせるので、めちゃ使える!
単なるやられ役としてだけでなく、仲間となって一緒に戦ってくれるのがドラクエならではの魅力でしょう!
5.仲間たちとの連携!
戦場では、ボタン1つでほかのパーティーメンバーといつでも交代できます。
敵がわらわらと群がってきたら範囲の広い呪文を唱えられる仲間に代わって敵を蹴散らしたり、
強敵が現れたら守備力を上げる呪文を持つ仲間になって味方を強化した後、接近戦の強いアタッカーの仲間に代わって突撃したり、
その仲間がやられそうになったら、次は遠距離攻撃の得意な仲間にバトンタッチしたりと、
隙のない、流れるような連携プレイが今作の戦闘の醍醐味です。
ちなみに、プレイヤーが操作中以外のキャラもがんばってこつこつ戦ってくれるので、はじめから終わりまで、推しキャラだけで攻略するのも楽しいよ!
ⅠとⅡの違い
「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」には、2作品が収録されています。
ここでは、第1作「闇竜と世界樹の城」第2作「双子の王と予言の終わり」のゲームシステムの違いを紹介します。
Ⅰだけの要素
●宝の地図をゲットして、過去に戦ったボスに何度でも挑むことができる。
●クエストをクリアした後に依頼人からお礼の手紙が届く。
●アクセサリーを、錬金によって作成できる。
Ⅱの新要素・変更点
●新たな主人公(ラゼル、テレシア)とキャラクター(オルネーゼ、トルネコ、ミネア、ハッサン、マリベル、ガボ、ククール、ライアン)が操作キャラとして追加。
●主人公2人が職業を転職できるようになり、武器も選べるようになった。
●武器を使うと熟練度が上がるようになった。
●拠点、バトルステージのほかに「フィールド」が加わった。
●ダッシュ移動ができるようになった。
●特技・呪文を自由に付け替えることが可能になった。
●モンスターコインの種類に「へんしん」が追加され、一定時間モンスターの姿で戦うことができるようになった。
●ストーリーを友だちと協力して遊べるようになった。
●新たなマルチ協力モード「時空の迷宮」が追加。
●ホイミストーンが冒険にでるたびに自動で補充されるようになった。
●アクセサリーはモンスターや宝箱から手に入れ、錬金で強化できる。
Switch版の追加要素
ドラゴンクエストヒーローズI・IIは、PS3、PS4、PSVitaで発売されています。
もうすでにこれらのハードでヒーローズを遊んだことがある人が、今作のSwitch版を買うメリットは?
1.ライアン参戦!
Switch版の追加要素の1番の目玉といってもいい、新キャラ「ライアン」の参戦!
操作できるキャラが増えることは、クエストや新システムが導入されるより何倍も嬉しい!
ライアンはMPを一切消費せずに特技をがんがん使えるのが最大の特徴。
専用のサブストーリーや装備も追加されています。
王宮の戦士、ライアンを使えるのはSwitch版だけです!
2.過去の配信コンテンツをすべて収録!
Ⅰの配信コンテンツ第1弾~5弾。Ⅱの配信コンテンツ第1~5弾をあらかじめ収録しています。
これらはすべて無料配信であり、PS3やPS4、PSVitaでもネット環境があればダウンロードすることができます。
Switch版ではすでに全コンテンツが入っているため、いちいちダウンロードする手間がかからないのがメリットです。
3.遊びやすさアップ!
ゲームバランスの調整により、システムが改善され、難易度が下がり遊びやすくなりました。
以下は改善例の1部です。
●素材が自動でゲットできるようになり、快適性がアップ。
●「女神の救済」アイテムの追加。(使用すると、バトルの難易度を下げる)
●錬金アニメーション、必殺技演出の省略化、カットによるスムーズなゲーム操作。
●防衛対象の被ダメージの軽減による難易度の緩和。
●武器熟練度の上がりやすさアップ。
などです。
細かい調整ですが、システム周りの快適性のアップは、何回も遊ぶ上でのストレスを軽減させてくれるので嬉しい。
開発スタッフ
ドラゴンクエストヒーローズはスクウェア・エニックスとコーエーテクモゲームスという2つの会社が協力して開発・販売されました。
ドラクエシリーズのスクウェア・エニックスと、無双シリーズでおなじみのコーエーテクモゲームスが手を組んだことで、RPGとアクションが融合し、アクションRPGが生まれました。
ここでは、開発に携わった主なスタッフを紹介します。
<ゼネラルディレクター>堀井雄二
<キャラクター&モンスターデザイン>鳥山明
<音楽>すぎやまこういち
<タレントキャスティングプロデューサー>谷澤伸幸
<シナリオディレクター>成田篤史
<プロデューサー>青海亮太(スクウェア・エニックス)
<ゼネラルプロデューサー>シブサワ・コウ(コーエーテクモゲームス)
堀井雄二 (ほりい ゆうじ)
長年ドラクエシリーズの開発を手掛けてきた。
プレイヤーのことを第1に考える天性のゲームデザイナーのスキル。
シナリオライターとしてのセリフの切れ味、ストーリーの組み立て方は「ドラクエらしい」物語をいくつも誕生させた。
今作ではゼネラルディレクター(総合演出)として制作に加わっている。
成田篤史 (なりた あつし)
ドラゴンクエストシリーズで何作もシナリオアシスタントを務めているほか、
ドラクエ10ではシナリオチーフ、今作、ヒーローズのⅠではシナリオディレクターを担当。
徳永富彦 (とくなが とみひこ)
脚本家。
テレビドラマ「相棒」シリーズなどの脚本を担当。
堀井雄二からのオファーで、Ⅱ「双子の王と予言の終わり」のシナリオのプロット作りを協力している。
刑事ドラマで培ったサスペンス色の強いシナリオが味。
コラム
ここでは今作に関するコラムを紹介します!
1.ヒーローズⅢの発売は?
公式な発表はまだないが、Ⅰ・Ⅱともに素晴らしいゲーム性で、ユーザーからも支持されているので、おそらく、ドラクエヒーローズⅢは発売されるはずだ!
Ⅲで楽しみなのがやっぱり「キャラクターの追加」
ドラクエ11のカミュ、ベロニカ、シルビアとか、
ドラクエ5のもう1人の花嫁、デボラ、父パパス。
ドラクエ8のドルマゲスみたいな敵キャラクターを入れてもいいかも。
みんなはどう思う?
寝転びながら世界救う!?
どのような環境でゲームをするのが1番なのか?
私は2つある。
1つはVRヘッドマウントディスプレイを装着して、仮想空間内の映画館並みの大画面でプレイすること。
イヤホンも自分の財布が許す限り、最も高級で高性能なものを買って装着する。
映像も音もできるだけハイレベルなものを揃えて、プレイするのが、最高のゲーム体験をする上で必要なことだ。
しかし、この環境は非常に疲れる。
質がよくて刺激が多いほど、目も耳も疲れやすい。
だから、長時間プレイするには向いていない。
私は、ハイレベルな環境でゲームをしたい、と同時に、自分の1番楽な姿勢でリラックスして、長時間ゲームの世界に浸っていたいとも思う。
それが2つ目の環境である、任天堂Switchでプレイするという方法だ。
Switchは携帯で持ち運べて、左右のコントローラーを切り離し、操作することができる。
これにより、ソファやベッドで横になったまま、Switchの画面も横にして、それぞれの手でコントローラーを握りしめ、ゲームを堪能することができちゃうのだ。
常に両手でコントローラーを構える必要がないので、手をぶらぶらさせながら好きな位置でボタンを押せるのがポイント。
このテクニックを身に着けてから、椅子に座ってやるのも面倒になり、体を横にしたままゲームするようになった。
やばい、これ、もはや重力にすら逆らっていない。
背中の筋肉や肩も凝らないので、何時間でも遊べちゃう。
なんなら、もう横になってるからそのまま目を閉じて眠ることもできるし。
私はこれを、「ただのしかばね」スタイルと名付けた。
あなたもぜひお試しあれ!
この、軍と軍が戦う雰囲気、戦略感たまらん!
軍と軍が戦う、あの緊迫した雰囲気が好きなんだよね。
大軍同士の激突って見てるだけで熱いし、そこに戦略や裏切りが絡んでくると体がよじれるくらい興奮しちゃう。
刻一刻と状況が変わる戦場で、指揮官がどんと座って、地形や相手の軍勢を見極めて計画を練って指示したりする感じも、なんか渋くて、たまらんっ!
ドラクエヒーローズⅡでは、そんな「戦争シーン」が何度かあります。
ドラクエって、騎士とか弓兵とかいる中世の世界観だから、こういった戦争ドラマも似合うこと似合うこと!
いずれ、ファンタジー大河ドラマにしてもいいんじゃないですかね。
モンスターも、ゴーレムとかさまようよろいとか、リリパットとか、戦場で絵になるモンスターがたくさんいるから、ずらっと押し寄せてきても違和感がない。
むしろ、人間の兵士より迫力があって、いい!
ドラクエが本気だせば、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵するファンタジー大作になるかも??
Q&A
ドラクエヒーローズに関するQ&A
Q1 ダウンロード版を買いたい
パッケージ版だと場所を取るし、いちいちカードを取り替えるのも面倒だから、ダウンロード版を買いたい。どこで買える?
答え
Switchのホーム画面から入れるニンテンドーeショップで買える。
ダウンロードに必要な容量は26.8Gとかなり多め。
Switch本体の保存メモリーが32Gだから、これからほかにソフトを保存したい人は別にmicro-SDカードを買ったほうがいいかも。
筆者は今作ををダウンロードで購入するにあたり、256Gのmicro-SDを買いました。
SanDisk microSDXC 100MB/s 256GB Ultra SD変換アダプター付属 サンディスク SDSQUAR-256G 海外パッケージ品 [並行輸入品]
スコア 10/10点
<Ⅰ:闇竜と世界樹の城>
キャラクター:9.5/10
音楽 :9.3/10
アクション :8.5/10
ストーリー :8.0/10
システム :7.6/10
<Ⅱ:双子の王と予言の終わり>
キャラクター:9.6/10
音楽 :9.3/10
アクション :8.7/10
ストーリー :8.9/10
システム :8.8/10
レビュー
※ネタバレを含む場合があります。
●防衛戦が好きだった。対象を守り抜く緊張感があって楽しい。
●アリーナやゼシカなどお気に入りのキャラがでて操作できるのは夢のようだ! ボイス付きで、キャラ専用のクエストもあり、映像も楽しめる、本編のフルリメイクがちょっと想像できてにやにやできます!
●ボスのHPもっと減らそう、ずーっとちまちま攻撃するのは作業感を覚える。それ以外は100点。
●ストーリーが進むたびに、仲間たちのセリフを毎回聞きに行ってた。あいつらと冒険してた頃を思い出して、ただただ幸せ。
●錬金とクエストが面倒だと思ったけど、まあ、しなくても十分楽しめるし、暇な時になんかできることがあったほうが面白い。
●Ⅰで1番しんどかったのが、ピサロ戦。何回死んだことか……。ピサロだけでも手一杯なのに、2体のピサロナイト付きは鬼畜だよね。しかも防御が硬くて、一撃が即死レベルという恐怖。
●主人公が固定ってやっぱりきついよね、4人を自分の好きなメンバーで組みたかった。ただ、時空の迷宮では自由に組めるのでありがたし。
●ホイミストーン。ベホマに強化された後は、一気に補充すると金が馬鹿みたいにかかるから、いちいちべホイミを選んでましたね。Ⅱではそこが改善されて、金もいらないし、補充の手間もかからないしで、個人的に評価したいところ。
●フィールドがあることで、すぐに町からバトルステージに切り替わるのではなく、間に移動を挟んで、ちょっと散策したり、モンスターと戦ったりしたい! というプレイヤーの欲求をうまく叶えてくれたと思う。将来、ドラクエのオープンワールド・アクションRPGがでてきてほしいなー。
●もっとキャラ同士のからみがあってよかった。せっかく歴代キャラが集結したんだから、普通ならあり得ない「ゼシカ×マーニャ」「ハッサン×ヤンガス」のサブクエストとかね。
公式プロモーション映像
商品案内
1.Switch版
2.Ⅰ&Ⅱ PS4版
発売日表
ドラゴンクエストヒーローズシリーズの発売日年表です。
すべて国内版の日付です。
2015年
2/26
第1作「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」
プラットフォーム:PlayStation 3、PlayStation 4
2016年
5/27
第2作「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」
プラットフォーム:PlayStation 3、PlayStation 4、PlayStation Vita
2017年
3/3
セット版「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」
プラットフォーム:Nintendo Switch
ドラクエ過去作品案内
ヒーローズに自分の知らないキャラがいる。あれ誰だ?
といった、過去シリーズから参戦したキャラを知らない人でも、ヒーローズは十分楽しめます。
ですが、過去作品をプレイした人なら、さらにキャラに愛着が持てるのも事実。
ここではヒーローズⅠ・Ⅱに登場したキャラがでてくる過去シリーズを一気に案内します。
ヒーローズをプレイして、もし覚えのないキャラがいるなら、この機会にドラクエシリーズに触れてみてはいかがでしょうか?
私が保証します。ドラクエは最高のRPGです!
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
クリフト、アリーナ、マーニャ、ミネア、トルネコ、ライアン、ピサロたちが登場します。
ドラクエ4はそれまでのドラクエと違い、章によってキャラクターが変わっていきます。
そのため、描かれるキャラも個性豊かで魅力的になっています。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ビアンカ、フローラが登場します。
ヒーローズでビアンカたちを知ってから、彼女たちの本編であるドラクエ5をやるとまた違った面白さがあるかもしれませんね。
ドラゴンクエストVI 幻の大地
ハッサン、テリーをもっと知りたい人は、彼らが冒険するドラクエ6をおすすめします。
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
マリベルにもっときついこといわれたい人はドラクエ7をゲットしてたっぷりマリベル節を味わいましょう。
ガボもいるよ!
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
3DSで楽しめるドラクエ8です。
ヒーローズではじめてゼシカを見た人は、あのスタイルのよさに目がいって戦闘どころではなかったかもしれません。
ドラクエ8ではそんなゼシカと一緒に冒険して彼女のことをもっと知ることができます。
ククールやヤンガスもいるよ!
シメ
ファミコンのときの、ドット絵でピコピコ鳴ってるドラクエも、ドラクエだし、
このヒーローズで、キャラにボイスがついて、激しいアクションを見せてくれるのもドラクエだ。
これだけ技術が変わっても、やはり一貫してドラクエらしさが感じられる。
これなら、将来、VRやもっと上の技術でも、最高の冒険を楽しませてくれるはず。
その期待に応えてくれるのが我らが「ドラゴンクエスト」だ!
アクションRPGという新たなシリーズを展開した「ドラゴンクエストヒーローズI・II」を今回は紹介しました!
じゃあねっ!
<THE END>
参考文献
ドラゴンクエストヒーローズI・II 公式サイト:http://www.dragonquest.jp/heroes1-2/
ドラゴンクエストの名言/レビュー/考察記事!
【まとめ】ドラクエ大好き 浜田ももんじゃが送る! 全16記事!
Comment
Ⅱはボス戦前のままでまだ終わってないんだよねー