【Switch】実家に帰ったような安心感。完全新作RPG!

はじめに
みなさん、ちゃんと実家に帰っていますか?
そんな時間ねえよ! おら!
という人に、これから1本のゲームを紹介します。
思い出そう、あの頃を。
スーファミ、ドラクエ、クロノトリガー、ポケモン。
まるで実家に帰ってきたような安心感。「オクトパストラベラー」
【この記事の文字数】5486字
商品情報
タイトル / オクトパストラベラー
プレイ人数 / 1人
ジャンル / RPG
こんな方におすすめ!
・「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」など日本のRPGが大好きな人。
・難しい操作がなくて、こつこつと積みあげる戦略性のあるバトルを楽しみたい人!
・魔法、魔物、王国などが登場するファンタジーが好きで、壮大で美しい世界を心から堪能したい人!
ポイント
☆テレビゲームの新たな歴史、完全新作RPG!
☆ファミ通アワード2018「最優秀ゲームミュージック賞」聞き惚れろ! オルステラ大陸の音楽を!
☆みんなが待っていた、懐かしさと新鮮さ、プロジェクト「OCTOPATH TRAVELER」始動!
基本システム
1.主人公は8人!
今作に脇役なんていない、ぜんいんが主人公! 1人1人の物語は1章、2章と進んでいきます。
好みのキャラで冒険を進めてもいいし、8人の物語をそれぞれ味わいつつ進めるのもアリ!
2.コマンドバトル!
敵との戦闘はコマンドバトル方式!
急がず、ゆっくり。敵の弱点や味方のスキルなどを考えながら戦っていきます!
簡単な入力で戦略性の高いバトルが楽しめる!
3.ドット絵
今作の舞台「オルステラ大陸」はすべてドット絵で表現されています。
不思議な温かみと想像力をかきたてるドット絵の世界をぜひご堪能ください。
さらに”3DCG”と呼ばれる画面効果が施されており、水面に反射するきらきらした光や、そっと降り積もる小雪などの美しい映像が冒険者の足を止めます。
ここが面白い!
これははじめて「オクトパストラベラー」をプレイした初心者が感じた、面白いをまとめたものである!
1.爽快なバトルが面白い!
敵と味方の攻撃の”相性”をよく考えて、適切に攻撃することで、戦闘を有利に展開できます。
うまくハマれば、1ターンで敵を全滅できるので爽快!
2.編成が面白い!
個性豊かな8人の仲間たちはそれぞれ固有のアビリティを持っています。
扱える武器、技、ステータスなどを考えて、パーティーに入れる4人を編成していきます。
戦闘が得意ではなくても、味方のサポートやフィールドで役に立つスキルを持っているキャラもいるので、だれを外すか悩む!
もう、8人ぜんいんをパーティーに入れたいぜ!
キャラクター紹介 前編
ここでは「オクトパストラベラー」の8人の登場人物の中から、私がよくパーティーに入れている3人を紹介するぜ!
1.トレサ Tressa
潮風香る、港町で両親の店を手伝う18歳の少女。
ジョブ(職業)は槍や弓を扱う「商人」
トレサは、戦闘中に敵からお金を集金したり、フィールドコマンドで町の人々から、アイテムを割引価格で買い取ることができ、パーティーに入れておけばなにかと費用がかかる冒険ライフがぐっと楽になります。
敵を倒す火力はありませんが、このゲームでは4人すべて主力メンバーで挑むより、1人くらいサポートがいたほうが強いです。
トレサは味方の強化や回復役として重宝します、そして空いたターンにはしっかり集金して、敵からお金をもらいます!
さらにトレサには、アイテムを使っても一定の確率で消費されないアビリティや、フィールドを歩くだけでお金を拾ってくる固有アクションが存在します。
うーん、なんてお得な娘なんだ!
戦闘でも冒険生活でも、ほかのキャラにはない小技を持っている、商人トレサ、ぜひあなたのパーティーに!
2.サイラス Cyrus
フラットランド地方の王立学院で先生をしている爽やかイケメン。
ジョブは、強力な全体属性攻撃を繰りだせる「学者」
炎、氷、雷の3大属性を操り、敵を一掃する戦闘の貴公子。
サイラスがいるかいないかで、戦闘の難易度が変わる、絶対的エース。
固有アクション「予習」で戦闘開始直後に、敵の弱点を1つ発見する能力もボス戦などで役に立ちます。
ゲームを開始して、1番はじめに選ぶ主人公としてふさわしい。
属性攻撃のスペシャリスト、サイラスであなたの物語をスタートさせよう!
3.プリムロゼ Primrose
父を殺した犯人「カラスの入れ墨の男」を追う、23歳の華麗な女性。
ジョブは短剣を装備できる「踊子」
踊子というとどうしてもサポートキャラのイメージが強い。
そしてやっぱり、プリムロゼもゴリゴリのサポートキャラだ。
味方の物理・属性攻撃力を上げることができるので、攻撃力の高い味方の戦闘力をさらに強化させる動きが優秀だ。
闇属性の全体攻撃も持っているので、サイラスではカバーできない闇に弱い敵に有効だ。
フィールドで発動できる能力は「誘惑」
民間NPCに対してこの能力を使えば、仲間として連れていき、一時的に戦闘に加勢してくれる、面白いスキルだ。
誘惑できる民間NPCは杖をついた老人や、傭兵、主婦など実に多種多様。
攻撃手段もさまざまで、適した人材をスカウトできれば、プリムロゼの戦闘の幅がかなり広がり、パーティーの苦手な部分を補ってくれる頼れる助っ人になるだろう。
ほかのキャラとの相乗効果が魅力的な踊子、プリムロゼの舞いを見たくはありませんか?
キャラクター紹介 後編
せっかくなので、ほかの5人の登場人物についてもさらっと紹介します。だれをはじめの主人公にするか? は重要な選択なのでよく考えて選びましょう!
1.オフィーリア Ophilia
「どうかあなたの旅路に、聖火のお導きがありますように……」
雪降るフロストランド地方の教会に仕えている20歳の女性。
ジョブは全体回復魔法を得意とする「神官」
彼女が後ろを守っていれば、特にボス戦でのパーティー全滅は避けられるだろう。
堅実な守りと、癒しを求めるあなたに、オフィーリアを!
2.テリオン Therion
世界各地を転々とする、盗みのプロ。
ジョブは短剣、剣を装備できる「盗賊」
テリオンのアビリティ「盗む」は町の人々からアイテムをちょうだいすることができる。
トレサのアビリティ「買い取る」と違い、お金を支払わなくてもタダで物をゲットできるのが特徴。
筆者も、町に着いたら人々に話を聞くついでに、テリオンを使ってアイテムを盗みまくっている! 大量大量♪
楽しいコソ泥ライフを送りたいあなたに、テリオンは欠かせません!
3.アーフェン Alfyn
リバーランド地方の小さな村でほのぼのと暮らしている21歳の青年。
ジョブは斧を装備できる「薬師」
アーフェンは戦闘中、素材を「調合」することで、味方への回復、敵への状態異常攻撃、炎、氷、雷、風、闇、光の6つの属性攻撃を繰りだせる!
8人の中で1番多彩な攻撃手段を持っているキャラクターだ。
どんな敵にも対応でき、回復スキルも豊富なのでボス戦で頼りになる。
ただ、調合による属性攻撃の威力はスズメの涙なので、敵のHPを減らすより、敵の弱点をつき、ブレイクさせるのに向いている。
調合によるびっくり箱のようなバラエティある戦闘を楽しみたい方に!
4.ハンイット H’aanit
森の中の村でひっそりと生活しているハンター。26歳の美女。
ジョブは弓、斧を装備できる「狩人」
ハンイットの固有アクションは「捕獲」で、戦闘中にモンスターを捕まえることができる。
捕まえたモンスターは戦闘に参加させることができるので、出会ったモンスターはどんどんキャプチャーしていこう!
圧倒的な攻撃回数を誇る弓の技「さみだれ矢」「どしゃぶり矢」などを、弓が弱点の敵に放てば、反撃する隙を生ませず、一方的に攻撃することが可能。
ただ、望んだ能力のモンスターを捕まえるには手間がかかるので、思うように戦闘では活躍しにくい。
周到な準備をしたプレイヤーにだけ輝きを見せてくれる玄人向けキャラクター「ハンイット」を使いこなせ!
5.オルベルク Olberic
その昔、王国の騎士として世界中に名を知らしめた名声の持ち主。
ジョブは剣、槍を装備できる「剣士」
オルベルクは正統派物理アタッカーであり、敵のHPを減らし、撃破することが仕事。
ほかのサポートキャラで、オルベルクの一撃必殺が”生きる”場面を作ってあげれば、彼の破壊力に敵うものはいない。
癖のない戦い方で、堅実に剣を振るう男の中の男、オルベルクで熱い冒険を!
戦闘について
「オクトパストラベラー」の戦闘はいかに敵の弱点をついて攻撃するかにかかっている!
敵は武器の種類(剣、弓など)や属性の種類(炎、氷など)が弱点になっている。
剣が弱点の敵には、剣を装備したキャラで戦おう。
炎が弱点の敵には、炎属性の攻撃ができるキャラで戦おう。
弱点の攻撃を受けた敵は「シールドポイント」が減っていく。
このポイントがゼロになると、ブレイクするのだ!
ブレイク状態になった敵は1ターン行動不能になり、防御力が大幅にダウンする。
このチャンスに一気に畳みかければ、大ダメージを与えることができる!
戦闘がはじまったら、まず敵の弱点を知る、その敵に効果的な攻撃をしてシールドポイントを削りブレイクさせる! あとは叩きまくる!
ただ威力の高い技をだすより、こちらのほうが圧倒的に効率がいい!
シールドを壊すだけなら攻撃力の低いキャラでもできるので、
火力のないキャラはシールド削り、高威力の技を持ったキャラはブレイク時のアタック、というように役割分担するとダメージが通りやすくなりますね。
町に着いたらとりあえず人々に話しかける系男子
ども! 町に着いたらとりあえず人々に話しかける系男子です!
おれもそうだ! 私も! という紳士淑女のみなさんもいることでしょう!
ぼくも「オクトパストラベラー」の物語がはじまって、すぐに町の人々のお声を聞きにいきました。
しかし「あれ、ボタンを押しても、反応しない……」
そう、このゲームは、すべての町民に話しかけることはできず、頭の上に会話表示がでている人とでしか話せないのです。
たしかに、でてくる人たちぜんいん分のセリフを考えるのも大変だしな。
そう思って、今作の民間NPCに対する”触れあい”が少ないことにテンションが下がったぼくでしたが、まったくの見当違いでした! はい。
このゲームでは、8人の主人公それぞれにフィールドコマンドと呼ばれる特殊なアクションが存在します。
そしてそれは、すべて民間NPCに対するコマンドだったのです! わお!
サイラスなら「探る」で人々の個人的な情報をゲットできます、そこらへんにいる兵士の内情を事細かに記しているところには、スタッフの丁寧な物づくりが垣間見えます。
トレサなら一般人からアイテムを買いとれますし、プリムロゼなら誘惑して、味方につけることもできます。
そして、1番笑ったのは、オルベルクのフィールドコマンド「試合」
これは民間NPCに「試合」を申しこんで、1対1で戦うことができるというものですが、
よぼよぼの村長やか弱い女性にも試合をして、ぼこぼこにすることができちゃいます。
「なんで!? オルベルク! お前は人々を守る騎士ではなかったのか!?」
とツッコミを入れたくなるほど、なんだか滑稽なアクションです。
「オクトパストラベラー」は、ぼくのような、町に着いたらとりあえず人々に話しかける系男子の人にとっては何倍も楽しいでしょう。
ただの一般人に「話しかける」以外にこんなに触れあいが用意されているなんてほかのゲームにありますか? え!? ないですよね!?
評価
音楽 / 94点
映像 / 91点
世界観 / 90点
システム / 87点
ストーリー / 75点
レビュー
☆ドット絵なので「クロノトリガー」や「ドラゴンクエスト」を思い出します。自然と温かみのある雰囲気になるので、なんだかほっこり。実家に帰って来たような安心感があります。
☆音楽、ストーリー、世界観、すべてが”王道”
☆街角の雰囲気やフィールドの地形、ダンジョンの構造など、毎回、趣向を凝らしており、この世界そのものがアート。
☆寝る前、電気を消して、布団の中で「オクトパストラベラー」をプレイするのが私の毎日のお楽しみ。絵本のような優しい世界とふんわりメロディーに顔も緩みます。
☆メインストーリーにもサブクエストにも関係ないダンジョンが豊富にあり、私のような「レベル上げしたいけど、同じところをぐるぐる回るのは退屈、中ボスともっと戦いたい」人には嬉しい限り。
商品案内
シメ
<終わり!>
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】