やる気スイッチがなくても自分のやる気を底上げする方法

はじめに
やる気スイッチがあったらいいよね。
自分の首の後ろにあってさ、そのスイッチを押すと、一気に活力がみなぎって、
「私にできないことはない!」って気分になるやつ。
今度、真剣に探してみよう。
この記事では、そんなやる気スイッチには頼らずに、自分のやる気を底上げする方法を教えます。
キーワードは「ドーパミン、未知なる挑戦」です。
【この記事の文字数】4235字
ポイントまとめ
☆つまらない1日を過ごせるほど、自分の人生に余裕はない!
☆「やる気」がなければなにもできない!
☆生きる活力「ドーパミン」は未知なる挑戦から生まれる!
☆やらないで後悔するなら、やって後悔しろ!
☆どんな小さいことでも「行動した」という事実が超重要!
人生最後の日になにをする?
私が考えるつまらない1日の過ごし方。
とにかくぼーっと過ごす。
外出したいという気持ちはない。
見たいテレビはないけど、一応テレビはつける。
なんとなくだるいからベッドに入るが、まったく眠たくならない。
しょうがなく、スマホでユーチューブの動画を見たり、ニュースを見たりして、1日を終える。
なんて生産性のない1日なんだ!
考えただけでぞっとするね。
感動も、ハラハラドキドキも、出会いも、新しい発見もない。
だれの心にも残らないような、意味のない1日。
だが、私は何度かこのような時間を過ごしてしまった記憶がある。
みんなも1度はあるんじゃないかな?
アップル設立者のスティーブ・ジョブズは、毎朝、鏡に向かって
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」
と自分に問いかけていた。
人生最後の日になにをするか? という問いは、自分が本当にしたいことはなにか? を明確にする究極の質問だ。
自分の人生が終わる日に、なんとなくだらだら過ごしたい、と答える人はどれだけいるだろうか。
自分に与えられた時間は無限にあるようで、実は少ない。
私たちは、財布の中身や周りからの評価についてはこれでもかっ! というくらい気を使っているのに、どうして「時間」という有限かつ重要なことについては無頓着なのだろう。
スティーブ・ジョブズは56歳の若さでこの世を去った。
毎日を、人生最後の日だと思うのは無理があるかもしれない。
だが、そう思ってもいいくらい人生は短く、時間は限られている。
【ポイント】
☆つまらない1日を過ごせるほど、自分の人生に余裕はない!
私たちには「やる気」が必要!
私たちには時間が限られているから、つまらない無意味な1日を過ごすより、生産的で有意義な1日を過ごせ!
いや、わかってるよ。
退屈な時間より、楽しいこといっぱいの充実した時間を過ごしたほうがいいってことくらいは。
だれだって、好きでぼーっとしたいわけじゃないのさ!
でも、なにかしようって思ってもぜんぜんする気になれない。だから、だらだらしてしまうんだよね。
もっと意欲的に毎日を送りたい、活動的な1日を過ごしたい。
そんな私たちに必要なのは、「やる気」だ!
やる気さえあれば、何事にも積極的に取り組めるだろう。
やる気さえあれば、どんなに地味な作業でも必死に打ちこめる。
世の中の、成功した実業家みたいに、朝早く起きたり、パーティーにいったり、とんでもない量の仕事をちゃちゃっと終わらせたりもできちゃうかも。
やる気っていうのは、自分の活動的な毎日を送るのに欠かせない、エネルギーなんだ。
車でいうガソリンだよね。
ガソリン入れてない車に乗っても、そりゃあ前には進めない。
どんなに前にいきたいなー、と思っても、エネルギーを注入しないと動くものも動かない。
心のエネルギー「やる気」が空っぽだったから、なにも行動せず、だらだら過ごしてしまう。
それなら、やる気を満タンにすればいいじゃないか!
【ポイント】
☆「やる気」がなければなにもできない!
活きる活力”ドーパミン”
つまらない日々にさよならをするには「やる気」が必要。
じゃあ、そのやる気はどうやって作るんだろう?
鍵となるのは、「ドーパミン」と呼ばれるホルモンだ!
ドーパミン? なんとなく聞いたことはあるね。
ドーパミンが分泌されると、達成感や喜び、感動などを私たちに与えてくれます。
まさに生きる活力そのもの!
このドーパミンがどばどばでてくれれば、いろんなものに感動できる楽しい毎日が遅れるに違いない。
逆に、平穏で変化のない日々を送っていると、脳内のドーパミンがどんどん減っていき、刺激を求めるようになる。
退屈を感じている主婦に不倫が多いのは、ワクワクドキドキすると ドーパミンが出るからです。
加藤雅俊「やる気のスイッチは『恐怖心』と『プチ目標』」より
なるほど、それじゃあ、退屈な日々を送っているそこのあなた、いますぐ「不倫をしよう!」
というのは冗談のだんちゃんとして……、
エネルギーの源になる「やる気」を作る「ドーパミン」を”作る”には、ちょっとした刺激、
つまり、未知なる挑戦が必要です!!
【ポイント】
☆生きる活力「ドーパミン」は未知なる挑戦から生まれる!
私たちには挑戦しかない!
人間は消極的で、チャレンジを好まない。
まだ起こってもいないことを心配して心配して、とにかく慎重に進んでいく。
保険をかけて、貯金をして、準備して、
そして、結局なにもしないまま生涯を終える。
最後の最後に、「あー、もっといろんなことをやっておけばよかったなー」なんて後悔する。
「あー、ちょっとチャレンジしすぎたなー」という後悔はあまりしない。
なぜだ!? もっと挑戦しよう! やりすぎくらいがちょうどいい!
やらないで後悔するなら、やって後悔しよう!
とにかくチャレンジだ! なにもしない、という選択肢はない!
”YES”という返事しかあり得ない!
あとで、また今度、いまはちょっと、タイミングが……
なんていってる場合じゃないよ!
楽しみはあとで、という人がいるけど、あとになってそれが「楽しいまま」なのかはわからないからね。
やりたいと思ったときにするのが1番、楽しいときに楽しむのが1番。
まだやってもいないのに、想像するだけで終わってしまうのはもったいない。
意見や感想は、あとでいい、まずはやってみる!
でもやっぱり、チャレンジは怖い? 恐ろしい?
そんな人に、作家アール・ナイチンゲールの言葉を紹介しよう。
私は、本でこの言葉を知った瞬間に、全文をノートに書き写した。
安定や安全など存在しないのだ。
無数のチャンスがあるだけである。
その代わり、人生には喜びがある。愛もある。素晴らしいことをたくさん見たり聞いたりできる。
ただ、安全だけは存在しないのである。
この宇宙の何十億年の歴史と比べたら、たかが人生八〇年ぐらいは問題にならない。八五年だろうと同じことだ。
人々が求める安定というもの、それは銀行がいつでも差し押さえることのできる家や、車、そして世間の評価といった、たわいのないものにすぎない。
なのにどうして安定にしがみつこうとするのか。もう一度よく考えてみよう(反省は常に必要だ)。
アール・ナイチンゲール
「人間は自分が考えているような人間になる」より
【ポイント】
☆やらないで後悔するなら、やって後悔しろ!
まずは、小さな挑戦から。
退屈な日常を壊すポイントはドーパミンが大量にでるような、ハラハラドキドキの挑戦をすること。
ほとんどの人が消極的で、挑戦なんてしないから、少しでも行動した人はそれだけでみんなより1歩前にいる。
いきなりでっかいことにチャレンジするのもいい。
だけど、なかなか最初の足を踏みだせないなら、小さな挑戦でもいい。
どんなに小さいことでも、「行動した」という事実が重要だからだ。
それは、かつてない超ビッグなチャレンジを頭の中で「計画してるだけ」の人より何倍も価値がある。
エベレストに登ることを計画するだけで実行しない人と、週末にちょっとした山に登山しにいく人とでは、どちらが充実しているだろうか。
部屋を掃除する、知らないレストランへいく、あまりしゃべったことがない人としゃべる、買いたかった服を思い切って買う、などなど。
日常の小さな挑戦は数え切れないほどある。
その挑戦は、自分が楽しい! と心から思えるものであればなお素晴らしい。
「うまくいくかな? ちょっと不安だなあ」
といった、ある程度の恐怖心もあったほうが、チャレンジし終わったときの「ドーパミン」の量も増え、達成感をより強く感じる。
はじめての舞台で、緊張して大変だったけど、それ以上に感動した!
というのも、未知なる挑戦(恐怖)があったからこそだ。
自分がぜったいにクリアできるレベルの、小さな挑戦を重ねていけば、いずれ大きなことにもチャレンジできる。
焦らなくてもいい。
はじめはだれでも、びっくりするくらい小さいところからスタートするのだ。
【ポイント】
☆どんな小さいことでも「行動した」という事実が超重要!
ポイントまとめ
☆つまらない1日を過ごせるほど、自分の人生に余裕はない!
☆「やる気」がなければなにもできない!
☆生きる活力「ドーパミン」は未知なる挑戦から生まれる!
☆やらないで後悔するなら、やって後悔しろ!
☆どんな小さいことでも「行動した」という事実が超重要!
シメ
1つのことに挑戦したあとは、続けて2つ、3つと勢いでできちゃうことはない?
でも、なにもしてないところから、初挑戦するのはなかなか腰が上がらない。
だから、最初の挑戦は地面にめりこむくらいにハードルを下げるのもありだよね。
あとは勢いに任せれば、どんどん上がっていくから!
<終わり!>
参考文献
加藤雅俊「やる気のスイッチは『恐怖心』と『プチ目標』」幻冬舎plus:
https://www.gentosha.jp/article/12840/
アール・ナイチンゲール 「人間は自分が考えているような人間になる」きこ書房
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