雨が降ったときに、パラソルの中でするような話をひとつや2つ。それは喜劇か、悲劇か、またはビジネスか。

【本】その悩みすでに哲学者が答えを出しています。レビュー

2019/01/21
 
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はじめに

きょうは私がおすすめする1冊の本を紹介します!

【この記事の文字数】4225字


商品情報

タイトル / その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

著者 / 小林 昌平

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ポイント

☆私たちの身近な悩みを著名な哲学者たちが解決!

すべての現代人に

人生 を かけ て 哲学者 が 導き出し た 考え に ふれる こと で、 私 たち の 日常 の 悩み を 解決 する 糸口 を みつける。 哲学者 が その 答え に 至っ た プロセス を たどり ながら、 哲学 に 興味 を もち、 ふだん の 思考 の 枠 を ひろげ て みる。   それ が 本書 の 試み です。

(はじめにより)

私たちの悩みの中には、どうしようもない悩みというものがある。

お腹が減ったとか、虫歯ができたとかいう悩みではなく。

将来への漠然とした不安や他人への憎しみ、自分への不満などだ。

これらは自分1人でくよくよ悩んでも解決することはほとんどない。

親に相談するなんて恥ずかしいことはしないし、友だちにもいいづらい。

そんなとき、自分でも親でも友だちでもない。遠い昔の偉人たちの言葉が不思議と胸を打つときがある。

まるで自分のためにわざわざ作ってくれた言葉であるかのように思う。

これは、私やあなたが抱える数多くの悩みを古今東西の哲学者が力強い言葉で解決する。

すべての現代人におすすめできる本だ!

本の目次

本の目次を紹介します。現代人が抱える25の悩みを、著名な哲学者たちが答えます。

目次

はじめに

仕事

将来、 食べ て いける か 不安   アリストテレス

忙しい。 時間 がない  アンリ・ベルクソン

お 金持ち になり たい   マックス・ウェーバー

やり たい こと は ある が、 行動 に 移す 勇気 が ない   ルネ・デカルト

会社 を 辞め たい が 辞め られ ない   ジル・ドゥルーズ

自意識・劣等感

緊張 し て しまう   ゴー タマ・シッダールタ( ブッダ)

自分 の 顔 が 醜い   ジャン = ポール・サルトル

思い出し たく ない 過去 を フラッシュ バック する   フリードリヒ・ニーチェ

自分 を 他人 と 比べ て 落ちこん で しまう   ミハイ・チクセントミハイ

他人 から 認め られ たい。 チヤ ホヤ さ れ たい   ジャック・ラカン

ダイエット が 続か ない   ジョン・スチュアート・ミル

常に 漠然と し た 不安 に 襲わ れ て いる   トマス・ホッブズ

人 の 目 が 気 に なる   ミシェル・フーコー

人間関係

友人から下に見られている アルフレット・アドラー

嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない バールーフ・デ・スピノザ

家族が憎い ハンナ・アーレント

恋愛・結婚

恋人や妻(夫)とけんかが絶えない ゲオルク・W・F・ヘーゲル

不倫がやめられない イマヌエル・カント

【別解】親鸞

大切な人を失った ジークムント・フロイト

人生

やりたいことがない。毎日が楽しくない 道元

人生の選択に迫られている ダニエル・カーネマン

夜、孤独を感じる アルトゥル・ショーペンハウアー

死・病気

死ぬのが怖い ソクラテス

人生がつらい マルティン・ハイデガー

重い病気にかかっている ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

終わりに

参考文献

いまを楽しめ!

将来というのは、なにが起こるかわからない。

いまの給料で本当にやっていけるのか。老後、食べていけるのか。

不安の種がつきることはない。

そんなとき、古代ギリシャを代表する哲学者、アリストテレスはいいます。

「将来の目的や計画をいったん忘れ、今この瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中せよ」

(本文より)

そして、著者はこう説明します。

目的を度外視してプロセスにのめりこむことが、「目的達成を優先する思考」が追い求める「よい結果」をあくまでも結果的に、みちびいてしまう経験なのです。

(本文より)

いまを楽しみまくれば、おのずといい結果もついてくるということです。

いまを楽しんでいるから、将来へのさまざまな不安を考えることも少なくなり、そして、実際に、いい将来がやってくる。

将来のことを考えている人より、いま熱中している人のほうがパフォーマンスが高いことを、本では、テニスの錦織圭選手を例に紹介しています。

たとえば2014年の全米オープン決勝で敗退した錦織圭選手。「準決勝まではテニスを楽しんでいたけれど、決勝では勝たなきゃと思ったら力んでしまった」というコメントは示唆的です。

(本文より)

いま、集中できていない人は、その瞬間のパフォーマンスも落ちる。

パフォーマンスが落ちることで、ベストな結果が生まれにくくなる。

将来を考えているということは、いまを考えていない、いまを集中できていないということになります。

結果はどうあれ、無欲にプロセスの作業を楽しむ。手抜きをせずに、一生懸命楽しみきるという人にこそ、高い–ときには最高の–パフォーマンスが生まれ、自然と結果がついてくるのです。いい結果とはプロセスを楽しんだおつりのようなものです。

(本文より)

将来のことを考えても、不安になるばかり。そして、現在の作業にも悪い影響がでて、その影響が本当によくない将来を作ってしまう。

将来への意識を、いまこの瞬間に向けて、熱中する。

それが、よい未来へと続く近道です。

【ポイント】

☆いまを楽しんだ者にこそ、よい将来がついてくる。

他人と関わるな!

あなたは孤独を感じたことはありますか?

夜、ふと目が覚めて、このまま1人でずっと生きていくのかと不安になる。

長い間、親しい人と連絡をとっていない。だれかと話したい、一緒にいてほしい。

そんな「孤独」の問題をずばっと解決してくれるのは、19世紀のドイツの哲学者ショーペンハウアーです。

「孤独に耐えられない、寂しいからといって、他人と一緒にいたってろくなことはない」

(本文より)

なかなか強烈な答えです。

「社交界というものは、人間が互いに順応しあい、抑制しあうことを要求する」

「社交は犠牲を要求する。自己の4分の3を捨てなければならない」

(本文より)

つまり、人と付きあうことは、ときに自分の気持ちを捨てて、相手やその場の雰囲気にあわせなくてはならない。

そしてそれは、自分を犠牲にしている! というのです。

加えて、友だちや恋人といくら親しい関係を築いたとしても、それは「完全な融和ではない」いつか不調和が生じるといいます。

どれだけ寂しくて、人恋しくて、話し相手が欲しいからといって、いざ会ったり電話で話してみたりすると、自分と相手のその時の気分や状況や興味がうまく噛み合わないことがあります。

それはやはり他人だからです。

(本文より)

不調和が生じた相手と話すことは、それ自体ストレスにつながり、自分を犠牲にしているんじゃないか。

そうしてまで、他人と一緒にいる必要はあるのか? それで孤独をまぎらわせているのか?

そもそも、なぜ人は他人と一緒にいたいのか。本文ではこう解説されています。

それでも、人間は群れたがる。孤独をいやがり、自分を捨ててまで社交に向かう「群居本能」を避けがたく抱えている。

どうしてかというと、「自分がないから」。「自分の内面が貧困だから」。

人間が孤独をつらいと感じる理由は「人間の内面的な空虚さと貧弱さ」ゆえであり、

「自己の内面の空虚と単調から生じた社交の欲求が人間を集まらせる」

(本文より)

自分の中が空っぽでつまらない人は、孤独をつらいと感じ、他人との付きあいを求める。

では、どうすれば孤独をつらいと感じなくなるのか。ショーペンハウアーはこういいます。

幸福の基本は自分の外に何ものも期待せず、自分のうちにあるもので楽しむことである」

(本文より)

自分の中が空っぽで空虚だから、孤独を感じてしまう。

それならば、もっと自分の内面を充実させて、外にあるものに期待せず、うちにあるものだけで楽しもう! 

とすれば、空虚さも生まれず、孤独も感じない。そして、孤独をまぎらわすために、他人と交流をして自己を犠牲にすることもない。

1人でいることは、寂しい、つまらない。というイメージがある中で、この言葉は私たちに新たな道を示してくれます。

【ポイント】

☆他人との交流は自己の犠牲。

レビュー

〇哲学者の言葉は難しそうだなと思っていたけど、意外とわかりやすく、非常に納得できるものがあった。シンプルで説得力があるから、現代人の心にも響くのだろう。

〇さまざまな哲学者の言葉を借りながら、私たちが抱えがちな悩みを1つ1つ解決していく本。哲学者の過去のエピソードも紹介されるので、なぜそういう見解を持つようになったのかがよくわかる。

商品案内

1.電子書籍版


その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

kindleや、スマホ、パソコンなどにダウンロードして読める電子書籍版です。

2.単行本


その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

カバー付きの単行本版です。

3.ウケる技術


ウケる技術 (新潮文庫)

「哲学者がすでに答えを出しています」の著者、小林昌平氏の本。相手を笑わせる、ウケる技術を伝授したベストセラーです。

シメ

<終わり>


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1.仕事は楽しいかね?


仕事は楽しいかね? (きこ書房)

毎日の仕事に悩む主人公が、大雪の日にとある老人に出会う。「仕事は楽しいかね?」すべての社会人に贈る、ビジネス啓発書!

2.嫌われる勇気


嫌われる勇気

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」心理学の巨匠、アルフレッド・アドラーによる対人関係へのアドバイスを対話形式によって読み解いていく!

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多動力 (NewsPicks Book)

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