これはゲーム機を買ってまでプレイする価値のあるゲームだ!

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」
このゲームを楽しむ上での最大の障害は、ゲーム機を買わないと遊べないということ。
Nintendo Switch、Wii U。
このどちらかを買わないとハイラルの大地を駆け回ることはできない。
ユーチューブでプレイ動画を見たり、友だちの家で友だちが遊んでいるのを横で見るのもいいかもしれない。
だが、やはりゲームは、自分のお金で買って遊ぶのが1番なのだ!
自分のものなら、好きなときに、好きなだけ遊ぶことができる。どれだけ熱中しようが、構わないのだ。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」
果たして、このゲームは、高いお金を払ってまでプレイする価値のある作品なのだろうか。
私が最初にいいたいことはひとつだ。
「迷っているなら買ったほうがいい」
迷っている時間があればさっさと買って、とことん遊びまくるべきだ!
【この記事の目標】
□ 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の魅力を知る。
【記事裏面】
対象:面白いゲームを探している人。
効果:美しくてワクワクする体験。
文字数:3244字
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商品情報
タイトル / ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
価格 / 6980円+税
メーカー / 任天堂
発売日 / 2017年3月3日
プレイ人数 / 1人
機種 / Nintendo Switch、Wii U
賞 / 日本ゲーム大賞 2017 大賞
どんなゲーム?
100年の眠りから覚めたリンクが、ハイラル(このゲームの舞台)の大地を駆け回るゲーム。
ラスボスを倒すためのメインストーリーのほかに、ハイラルに暮らす人々のさまざまな依頼や、あちこちに点在する祠(ほこら)の試練などがある。
【プチコメント】
☆ マップを見て、まだいったことのない場所へちょっと足を踏み入れるだけで、ボコブリンたちのアジトを襲撃したり、コログを発見したり、新しい祠(ほこら)を見つけたり、動物を狩ったり、ヒノックスとタイマンしたり、とやれることがいっぱい。これがすべて、メインストーリーでもミニチャレンジでもないということに驚き。
☆ 作業感がでてくるとつまらなくなるけど、このゲームはその心配がない。無理にきのこを採取する必要はないし、宝箱や試練をぜんぶ見つけてやるぞ! と気を張らなくてもいい。ほどほどにプレイしても、たっぷり楽しめる。
このゲームでできること
1.野原を駆ける!
とにかく走る! どこまでも走る! 走れリンク! がんばりゲージがなくなるまで! 移動速度がアップする料理を作って食べたり、がんばりゲージをぐいっと回復させる料理を食べながら走れ! ときには馬に乗るのもいい!
2.崖登り
リンクは登り名人! 木でも岩でも家のレンガでもちびちび登っていく。急な崖でもがんばりゲージがなくならない限り、登りつづけるぞ!
3.ボコブリンと戦闘だ!
のんきに歩いていると、いかにも敵キャラっぽい奴らと遭遇! ノリノリのBGMに切り替わって、武器を構えて、戦闘開始! ボコブリンたちをやっつけると、彼らの角なんかがゲットできたり、アジトにある宝箱の封印が解けたりする。
はじめての「ゼルダの伝説」
これは、はじめて「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイする、初心者の気づきの記録である!
1.敵を倒しても経験値はもらえない!?
敵を倒してもらえるのは、素材だけ。ハートの数やがんばりゲージなど、リンクの能力をアップさせるには、祠の試練をクリアするともらえる克服の証を集めて、女神象においのりすればいい。
2.武器がない!
出会った敵をかたっぱしからやっつけてたら、どんどん武器が壊れていって、いつの間にか使える武器がひとつもない! これじゃあ戦えない! ピンチ! 手持ちの武器が少ないうちは、ボコブリンたちをぜんぶやっつけるのではなく、こっそり武器だけ頂戴してお別れするのもいい。また、村の中には、クワや畑のフォークなどちょっとした武器が置いてある場合もある。
3.なにをすればいいのかわからない
やれることがいっぱいあって、いこうと思えば、どこまでもいけるから、まずどこにいって、なにをすればいいのかわからない! メニュー画面(Nintendo Switchなら右手側のコントローラーの上にある+ボタンを押す)の中に、冒険手帳というのがある。そこにこのゲームでなにをすればいいのかが書かれている。Aボタンを押すと、マップに目印がつくので迷わない!
このゲームにおける「うああああ!!!」な瞬間
人生に「うああああ!!!」はつきもの。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイしていて思わず「うああああ!!!」となった瞬間をご紹介。
1.美しい世界に「うああああ!!!」
最近、美しい風景というのを見なくなった。風景そのものに興味がなくなっていた。しかし、このゲームをはじめて、風景は見て、楽しむものだと改めて思った! とにかく、きれい、きれい過ぎるんだよ! おれの心が汚いから余計にきれいに感じるんじゃなくて、まじでゲーム画面が輝いて見えるんだよ!
2.瞬殺に「うああああ!!!」
知らないって怖い。お、見ない敵だな、いっちょぶっとばしてやるか! と意気揚々と攻め込んだはいいが、新種の敵の見たことのない強烈な一撃に、おれのハートは花びらのように散っていく! 画面に映るGameOverの文字を見てこう思った。「あ、これ、戦ったらあかんやつやん!」後悔先に立たず。
3.崖登り中にゲージ切れで「うああああ!!!」
おれに登れない崖はない。さっきまで野原を走っていたのに、はっと気づけば崖に必死にしがみつく自分。なぜ登るのか、そこに崖があるからだ! せこせこと登るのはおれらしくない、男ならジャンプで一気に高みへ! と、その前に、やばい! がんばりゲージが赤色だ! まあ、大丈夫だろう、うん、自分を信じろ!
プチコメント
☆ ストーリーというより、雰囲気を楽しむゲーム。景色を見て楽しむんじゃなくて、その景色の中に隠されたさまざまなお楽しみ(祠の試練、採集、宝箱など)を自分から飛びこんでゲットして「獲ったぞー!」と叫ぶゲーム。
☆ 自分の頭を使って考えて、ひらめいたアイデアで冒険できる素晴らしいゲーム。例えば、海辺にいかだがある。どうやっていかだを動かして海へでよう? と考える。周りを見て、使えそうな道具を探す。そして「うちわ」を手に入れて、風をおこし、船を進める方法を見つける。自分で考え、自分の力で進む。この繰り返しがこのゲームの醍醐味。
☆ これをしたらこうなる、あれをしたらああなる。ということは、これとあれを組み合わせたら、どうなるんだろう? と楽しめる「掛け算のゲーム」祠の試練のクリアの仕方はひとつだけじゃないし、魚のとりかたや、敵の倒し方も、工夫すればするほど新しい発見がある。
シメ
スマートフォンのアプリでこのゲームが遊べたらいいなって思う。
だけど、ゲーム機だからこそできることもある。
専用のコントローラーだからこそできるアクションとかね。
それに、スマホだとプレイ中にメッセージがきたりする。ゲーム機だとゲームプレイだけに集中できるから、さらに没頭できる。
あと、これは最後のシメの言葉としていっておきたい。
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」をプレイする上での最大の障害はゲーム機を買わないと遊べないということ。
だが、高いお金を払って、ゲーム機を買ってまでプレイする価値がこのゲームにはある!
そのお金は将来、「素敵なゲーム体験」に変わるだろう!
【この記事の目標】
☑ 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の魅力を知る。
〈終わり〉
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