成功する人は、必要があることに”接近”し、必要がないことを”回避”する

参考文献:吉井 雅之「習慣が10割」すばる舎
ポイントまとめ
☆人間は楽しいことしか続かない!
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
☆とことんはまり、とことんあきよ。
人間は楽しいことしか続かない!
英会話は楽しくないけど、スマホゲームは楽しい。ダイエットは楽しくないけど、甘いものを食べるのは楽しい。貯金は楽しくないけど、買い物は楽しい。
この違いが、継続するか、挫折するかの差となって現れるのです。
(中略)
要するに、人間は楽しいことしか続かないのです。
第2章より
人間は正しいことよりも”楽しい”ことを優先する。
あなたがどれだけダイエットを「しなくちゃ」「がんばらないと」「やらないと」と思っていても、脳は苦痛を回避し、甘い快楽を求める。
それでも自分にムチ打って努力するのはもう時代遅れ。
これからは、「楽しく正しいことをする」アイデアを取り入れること。
苦痛の中にも楽しみを見つけ、脳を喜ばせること。
そうすれば、自然と物事を継続でき、習慣化させることができる。
【ポイント】
☆人間は楽しいことしか続かない!
接近と回避を使い分けろ!
うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
うまくいかない人は、必要があることを回避し、必要がないことに接近する。
第2章より
カバンの中に教科書が入っていないのに、どうやって勉強するというのか。
読書するとき机の上にスマホを置く人は「なにがなんでも読書をしたくない人」なのだろう。
やるべきことに「接近」し、やらないものを「回避」することが習慣形成のポイントだ。
皿の上に乗ったケーキを前にしてダイエットはできない。あなたは体重を増やすか、減らすかを決め、その場でケーキを食べるか、皿をしまうかのどちらかを選択する必要がある。
接近と回避。
中途半端ではだめだ。明確な違いをつけよう。
【ポイント】
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
とことんはまれ!
☆「習慣」とは意識しなくても行動できている状態のこと。もしあなたが勉強するぞ! と意識的に行動しているなら、それはまだ「習慣化」できていない。
☆とことんはまり、とことんあきよ。
☆世の中に「楽しい」ことはこんなにいっぱいあるのに、あなたは知らない。知ろうとしない。
☆いかに物事を継続させるかについて考えよう。継続させられれば手段はなんだっていい。楽をして、脳をだます、ずる賢い方法をとろう。
☆まだ効率的な方法が開発されなかった時代では「根性論」を信じる人も多かったが、いま、なんでも根性で解決しようとする人はただの苦労人で終わる。
☆困ったときは自分の「脳」に頼る。やってて楽しいことはやったほうがいいし、やってて苦しいものはやめたほうがいい。どんな他人の意見よりも、自分の本能に従えばそれでいい。
☆「好き嫌い」は過去の経験によって判断される。うまくいかないと思ったら、過去にそのことでうまくいかなかった「経験」があるはずだ。私たちはその経験に感情を縛られ、「自分を変えよう!」と意気込んでもなかなかうまくいかない。
☆自分の望むものに接近し、望まないものを回避する力が高い人ほど理想の生活が手に入る。
☆いかに自分の毎日の生活を”デザイン”するかだ。しかもそのデザインは楽しくなければならない。
☆「ちょっとやりたくなってきた」という自分の小さな思いを見逃さない。
【ポイント】
☆とことんはまり、とことんあきよ。
見たら負け。
やっちゃいけないことは、自分の目に入れたら負け。
甘いものを食べちゃいけないときに、甘いものを目にしたらもう負け。
作業を進めなくちゃいけないときに、YouTubeを目にしたらもう負け。
私の体は、誘惑を払いのけて、我慢できるように作られてはいない。
我慢できないと知っているから、そもそも視界に入れないようにする。
コンビニでお菓子コーナーの前は通らないようにするし、通らなくちゃいけないときでも目を細めてごまかしてやる。
見たら負け。見たら負け。
これが、我慢できない私ができる唯一の対策なのだ。
ポイントまとめ
☆人間は楽しいことしか続かない!
☆うまくいく人は、必要があることに接近し、必要がないことを回避する。
☆とことんはまり、とことんあきよ。
参考文献
吉井 雅之「習慣が10割」すばる舎