学校や会社の中で自分が安心できる”場所”を作ろう!

学校へいきたくない。会社へいきたくない。
できれば、こんな悩みは生まれてほしくなかった。
数学が嫌い、とか、あの上司が嫌い、とかならまだ救いようがあった。
数学の時間だけノートにらくがきをすればいいし、嫌いな上司と話す前と後に深呼吸すればいい。
でも、学校や会社そのものに「いきたくないっ!」と思うのは、どう対処すればいいのかわからない。
学校を休む? 何日か休んだところで果たして変わるだろうか?
会社をやめる? そんな危険な冒険はしたくない。転職したとしても、会社から会社へ乗り移っただけ、本質は変わらない。
さあさあ、どうしたものか。
【この記事の目標】
□ 学校へいきたくないという自分の気持ちを整理する。
【記事裏面】
対象:学校や会社へいきたくないと思っている人。
効果:嫌な感情のお掃除。
文字数:3632字
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ポイントまとめ
☆ そのまま我慢するのも、行動するのも、すべての選択は自分次第。だが、たいていのことは実際にやってみないとわからない。
☆ 社会の流れに逆らうのは無謀だ。だから、自分流の「流れ方」で流されていけばよい。
☆ 学校や会社の中で自分が”安心”できる場所を作る。
☆ 嫌なイメージをしているとき、人の頭は楽しいことを考える隙間がない。反対に、楽しいことをイメージしているとき、嫌なことを考える暇はない。
我慢か? 新たな道を探すか?
小学校から中学校までの義務教育、高校、そして大学、会社。
これは社会に生きる多くの人が進んでいく道だ。
大勢の人々を乗せた、巨大な「社会の列車」だ。
この列車に乗っていれば、生活に困らないだけのお金をもらい、そこそこ満足した、健康で文化的な毎日を送ることができる。
だが、中には列車に乗っているのが嫌だという人もいる。
早く、この列車から降りたくてたまらない、という人もいる。
ロボットじゃなくて人間だから、どうしたって好き嫌いはあるし、我慢できないことだってある。
そこで、私たちは選択することができる。
このまま我慢するか、途中下車して、新たな道を歩むか。
【とある名言】
☆ 我慢ならもう十分した。これからは自分のしたいことを100パーセント実現できる世界に生きたい! そのためなら、どんなことも怖くない。いままでのゾンビのような生活から比べたら、怖いものなんてなにひとつない!
☆ 結局、なにもしない自分が1番いけない。会社をやめたかったら今年中にやめて、いまの環境を改善して、自分の心地いいようにしたいなら明日から行動すること。「どうしよう、どうしよう」と頭の中でいくら考えたって、実際行動に移してみないとわからないことが多すぎるのだ。
【ポイント】
☆ そのまま我慢するのも、行動するのも、すべての選択は自分次第。だが、たいていのことは実際にやってみないとわからない。
自分を持って、流されて
私たちは、社会の決まりごとに従っているだけ。本当に自分の自由な意思で物事を決めていくなんて不可能なんじゃないか?
学校へいきたくないなあ、と思っている人はたくさんいるだろう。
でも、その問題に真剣に向きあって解決していこう! とする人はどれだけいるだろうか。
もし、あなたが、問題を解決するために、この記事を読んでいるなら、それだけで、すでにみんなより先に進んでいるのだ。
【とある名言】
☆ 社会の流れに逆らうのは無謀だ。自分の手で新たな流れを作るのも極めて難しい。だから、あなたがすべきことは、自分なりの「流れ方」で流れていくということだ。
☆ 「悩み」は鼻先にできた「デキモノ」のようだが、自分の気持ちを知り、自分の精神を成長させる絶好のチャンスでもある。学校へいきたくない、という自分の問題を解決することで、鼻先の「デキモノ」をとりのぞき、曇った目の前を晴らすことができる。そうすることで、前より自分に自信が持てたら、それは「悩み」によって成長できたといえるのだ。
【ポイント】
☆ 社会の流れに逆らうのは無謀だ。だから、自分流の「流れ方」で流されていけばよい。
学校の中で自分の”居場所”を見つける
学校の中で、自分が落ち着ける場所を見つけるのが大切だ。
1.その場所は自分だけの場所で、他人から侵入されることはない。
2.その場所は自分が学校で最もくつろぐことができる場所でなくてはならない。
学校へいったら、朝、その場所へいき、好きな音楽を聞いたり、風景を眺めたり、本を読んだりする。
休み時間や昼休み、放課後など。できるだけ長い時間、その場所でいるようにする。
なにか嫌なことがあったら、その場所へいき、自分の好きな動画を見る。
そしてこう考える。
私は学校へいきたくない。私は学校へいくんじゃなくて、あの場所へいくんだ。
【とある名言】
☆ 自分の周りの不安要素を少しでも排除するのが、私たちが自分の体を守ってあげるときにしなくてはならないことだ。不安を排除する簡単な方法は「環境を変える」こと。自分が不安になるような場所にいかないこと。自分が安心する場所へ移動することでずいぶん気が楽になる。
☆ 会社にいても、自分の部屋の中でパンツ1枚でいるときと同じくらいの気持ちの余裕があればいいよね。会社へいく前に、「さあ、仕事だ!」と気をはらずに、「ちょっと、コンビニいってくるか」ぐらいの気持ちで出社するだけでその日の疲れも違う。
【ポイント】
☆ 学校や会社の中で自分が”安心”できる場所を作る。
ひとつのことで頭がいっぱい
会社に向かう電車の中にサラリーマンがひとり。
その人の頭の中は、きょうの仕事内容のことで頭がいっぱい。
先のことまで考えて、その仕事の量や職場の雰囲気を勝手に想像して、勝手にため息をつく。まだ、会社へいってもいないのに、早く、家に帰りたくなる。
「仕事」というひとつのことで頭がいっぱいになっている。
だから、仕事が終わったあとの楽しい時間をどうやって過ごそうかとか、週末はなにしようかとか、気になっているあの子にどんなメールを送ろうかとかいう、「楽しい」イメージが湧く隙間が1ミリもない。
これが反対だったらどうだろう?
仲のいい友だちとの会話を思い出したり、お気に入りの音楽を聞いたり、今月の自分へのプレゼントはなににしようかと考えたり。
とにかく、自分の好きなもの、楽しいことで頭がいっぱいになる。
そうしたら、会社や仕事や、人間関係など、「ネガティブ」なイメージが生まれる隙間が1ミリもなくなる!
【とある名言】
☆ 自分の頭を「箱」に例えるなら、その箱の中身はいつでも自分の大好きなものでぱんぱんにしておきたい。だれだって、自分の大事な箱に、余計な「ゴミ」は入れたくないし、もし間違って入っていたとしたらすぐに掃除するだろう?
☆ ネガティブなイメージはとても強く残る。これは、人間が、生物として生き残るために「恐怖」の感度がほかのものより高くなっているからだ。恐怖を感じやすいのは、いち早く危険を察知して、身の安全を図り、生物として生き残るためだ。だが、死ぬ危険があまりない現代社会では、その生物としての機能が逆に、ストレスの原因になっている。
【ポイント】
☆ 嫌なイメージをしているとき、人の頭は楽しいことを考える隙間がない。反対に、楽しいことをイメージしているとき、嫌なことを考える暇はない。
ポイントまとめ
☆ そのまま我慢するのも、行動するのも、すべての選択は自分次第。だが、たいていのことは実際にやってみないとわからない。
☆ 社会の流れに逆らうのは無謀だ。だから、自分流の「流れ方」で流されていけばよい。
☆ 学校や会社の中で自分が”安心”できる場所を作る。
☆ 嫌なイメージをしているとき、人の頭は楽しいことを考える隙間がない。反対に、楽しいことをイメージしているとき、嫌なことを考える暇はない。
シメ
学校へいきたくないとか会社へいきたくないとかの「悩み」はある意味、「心の災害」だ。
災害が起こったときにあれこれと対処しようとしたら、時間がとてもかかる。
だれにでも悩みはあるし、そのことで頭がいっぱいになることもある。
そうなる前に、常日頃から「心の災害」に備えて「防災」することが大事だ。
防災といっても難しいことじゃない。
自分とは違う考えや世界に触れて(本を見るなど)教養を高めておくのだ。
同じ悩みを持った人の話をたくさん聞き、その悩みの解決の仕方を自分の引き出しの中に入れておく。
そして、自分が悩みを抱える日がきたら、自信を持って、引き出しからそれをとりだすのだ!
この記事が、だれかの悩みを解決する、その引き出しの中身になることを願って、シメの言葉とします! それでは、またあした!
【この記事の目標】
☑ 学校へいきたくないという自分の気持ちを整理する。
〈終わり〉
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