ネガティブな要素を持ったものは、娯楽作品であっても避けるべき理由

「テンションが低い」「気分が乗らない」「嫌な想像ばかりする」
これらの原因はいったいなんだろう?
前向きに進もうとする精神を蝕む悪い虫はどこからやってくるのだろう。
それらの発生場所を特定して、接触を断てれば、もうネガティブな考えが生まれることはないのかもしれない。
「腐った部分は、やがて広がり、全体をダメにする」
参考文献:トニー野中「世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと」三笠書房
ポイントまとめ
☆ネガティブはネガティブを誘発する。
☆すぐにチャレンジする姿勢が現役寿命を延ばす!
☆自分の収入額は自分で決めよう!
☆ネガティブなイメージをやめ、手を動かせ!
☆たとえ1円でももらうべきものはもらう。
ネガティブはネガティブを誘発する
推理小説やホラー小説などの、人が死ぬような内容の小説を好む人は、ほとんどいません。
大富豪たちは、悲観的な情報を耳に入れることを、意図的に避ける傾向があります。
それは、「ネガティブなものを脳に植えつけると、自分の周りでもネガティブなことが起こる」ことを、経験として感じているからです。
第3の秘密 お金より
ネガティブなものを見たり聞いたりすれば、ネガティブな思考を誘発する。
人が失敗するのを見ると、そのイメージが脳にはりつき、自分が失敗する映像を浮かびやすくしてしまう。
だから、そうした情報は娯楽の要素であっても避けるべきだ。
ちょっとやりすぎに感じるかもしれない。
だが、考えられるベストな状態を保ち続けるのが、ベストな結果を導く鍵だ。
そのためなら、やれることはなんでもする。
【ポイント】
☆ネガティブはネガティブを誘発する。
すぐにチャレンジする姿勢が現役寿命を延ばす!
幸せな成功者たちには、”自分が歳をとったから”という感覚はありません。
つねに現役であるゆえ、興味を持ったことや新しいことに、すぐにチャレンジするのです。
同
ビジネスについて話をしていて、これについて詳しい専門家を紹介しようかと提案したとき。
大富豪たちは「ありがとう、それなら、いま、連絡してくれ」という。
この驚くべき、行動力、素早さが、何歳になっても時代の変化についていく彼らの特徴だ。
迷う時間もなければ、綿密に計画を立てている時間もない。
常に新しいことにチャレンジする姿勢が「現役寿命」を延ばす!
【ポイント】
☆すぐにチャレンジする姿勢が現役寿命を延ばす!
自分の収入額は自分で決めよう!
家計も含めて、自分の人生に関することは、すべて自分でコントロールするというのが、大富豪の発想です。
パートナー、会社、国家……など、自分以外の他者に依存するということがありません。
独力で生きていくからこそ、その基盤となるお金を大切にするのです。
同
お金を稼ぐ、という段階から抜けだし、他者に依存することなく、経済、生活の自由を手にしたもの、それが幸せな成功者。
就職するまで親に頼り、社会にでてからは会社に頼り、退職したら国家が配分する年金に頼る。
人がくれるお金に頼るだけの人生では、いつまでも自由が手に入らず、支配されたままで終わります。
「働いた時間分、給料をもらう」は従業員の発想。
「経済の自由」を手にして幸せな成功者になるには、少なくとも”自分の収入額は自分で決める”必要があります。
同
【ポイント】
☆自分の収入額は自分で決めよう!
ネガティブなイメージをやめ、手を動かせ!
☆想像することはもろ刃の剣でもある。私たちは、いい未来も悪い未来も勝手に想像してしまうからだ。
☆マイナスなイメージが浮かばない人はいないんじゃないか。例えば「明日の発表会、うまく話せるかな、みんなにウケるかな」冷たい目で見られて、バカにされるんじゃないかなと想像する。よく考えると、本当に自分のイメージ通りに”失敗”したとして、嫌な気分を2度味わうことになるんじゃないか? つまり、イメージで失敗した分と、本当に失敗した分の2回だ。どうせなら、嫌な思いは1回だけにしたいよね。
☆ネガティブな想像は、あなたのやる気を削ぎ、失敗を疑似体験させる。モチベーションは下がり、効率が落ちる。そして、今度は現実でも失敗する。
☆あ、いま自分、悪いイメージをしはじめたな、と思ったら、すぐに想像するのをやめ、ハッピーなことで頭をいっぱいにするか、手を動かして忙しくしよう。
☆やる前に、それをやっている自分を想像して、飽きて、嫌になって、結局なにもしない。こんな状況から、1秒でも早く抜け出そう。
☆少しでも時間が空いたら、作業する。過去や未来のことに時間を消費しないで、いま、この瞬間を大事にする。
【ポイント】
☆ネガティブなイメージをやめ、手を動かせ!
たとえ1円でももらうべきものはもらう
☆取引に対してルーズであってはいけない。たとえ1円でも、もらうべきものはもらう、払うべきものは払う。お金の価値を軽く見る人は、お金持ちにはなれない。
☆大富豪たちとのはじめての食事では「割り勘」が多い。これは、相手が自分と過ごす時間にお金を払う覚悟があるか試すためであり、「お金目当て」で寄ってくる人たちを見分けるためでもある。女性との食事でも、お金持ちたちは基本的に「割り勘」である。
☆お金をもらう、という考えから「自分で自分の給料を決める」という発想に切り替える。当たり前だと思っているからこそ”ほとんどの人がそこから抜け出せずにいる”少なくとも、抜け出せるかも? と思っただけでもラッキーかもしれない。それにすら気づかない人もいるのだから。
☆もっともっと稼げるのに。行動しない。それはきっと、いまの自分が「ベスト」だと思っているから。
【ポイント】
☆たとえ1円でももらうべきものはもらう。
いま、この瞬間に集中する準備を
聞いている音だけに集中して。
見ているものだけに集中して。
自分の手や足に意識を集めて。
目を閉じて、灰色の世界の中心にある1点だけに心を預けて。
そこから意識が逸れようとしても、何度も何度もリトライして。
だんだん、ブレは減り、リズムが安定してくる。
「いま、この瞬間」に集中している感覚だ。
よくない未来や、過去にとらわれないで、目の前の現実に、上手に力を伝える準備ができた。
頭のもやもやは晴れ、恐れるものはなにもない。
さあ、したいことをしよう。
ポイントまとめ
☆ネガティブはネガティブを誘発する。
☆すぐにチャレンジする姿勢が現役寿命を延ばす!
☆自分の収入額は自分で決めよう!
☆ネガティブなイメージをやめ、手を動かせ!
☆たとえ1円でももらうべきものはもらう。
参考文献
トニー野中「世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと」三笠書房