【PS4】その選択は、彼女のためか。 BEYOND: Two Souls

はじめに
映画を見ているとき、主人公はもっとこうすればいいのに! と思うことがある。
だけど、主人公は私の思いどおりには動かない。
しかし、これから紹介する作品は違う。
これは、映画のような練りこまれたストーリーでありながら、その中で、主人公の行動を「選択」することができるのだ。
あなたは彼女の人生をどう選択する?
【この記事の文字数】2108字
作品情報
タイトル / BEYOND: Two Souls(ビヨンド:ツーソウルズ)
ジャンル / アクションアドベンチャー
評価
amazonレビュー数 <12>
物語 :90点 すごい!
キャラ:85点 親しみ!
操作性:80点 とてもシンプル!
ポイント
☆あなたの選択が物語になる。新時代アドベンチャーゲーム!
ストーリー
霊体とコンタクトがとれる特殊な能力を持った少女ジョディ。
研究施設に引きとられ、親と離れ離れになる。
普通の人生を歩めず、研究され、利用される毎日。
そしてある日、彼女は逃亡する。
ジョディと霊体エイデンの15年の物語。
基本システム
1.選択する!
プレイヤーは主人公ジョディの行動を選択することができます。小さな反応から、物語の流れを決める大きな行動まで、プレイヤーの選択により、ゲームは進行していきます。
2.チャプター
物語は23のチャプターにわかれています。主人公ジョディの幼少期から大人になるまでを追体験していきます。
霊体
この作品では、タイトルにもあるように「ツーソウルズ」(2つの魂)が存在します。1つは主人公ジョディ、そしてもう1つは霊体のエイデンです。
1.霊体システム
プレイヤーはジョディとエイデンを自由に切り替えながらゲームを進めていきます。エイデンの姿はほかの人には見えません。
2.霊体の力
2つのポイントを操作することで、エイデンの力を解き放つことができます。机に置かれたコップを倒したり、椅子を動かしたりなどの物理的な力と、相手の体を乗っ取るなどの超能力も使えます。
3.力の選択
エイデンの能力を使うか使わないかはプレイヤーの自由ですが、壁をすり抜け、あらゆる対象に干渉できるこの力を使えば、不可能を可能にすることもできます。
ジョディ
本作の主人公。本名はジョディ・ホームズ。
霊体とコミュニケーションがとれる特殊な能力を持って生まれる。
親や友だちから変わり者扱いされ、寂しい幼少時代を過ごす。
プレイヤーはジョディを操作して、物語の世界を理解していく。
アイテムを調べ、選択し、ときにエイデンの力を使うことで、世界を変えていくのだ。
今作にはオープンワールドのように、なんでもできる自由度はない。
しかし、そのぶん、1つの1つの選択にプレイヤーは迷い、考えながら、決断していく。
ジョディと同じ気持ちになり選択していくことで、自然と彼女を好きになっていくのだ。
シンプルな操作性
思わず、画面に引き込まれるような迫力のシーンが何度もある。
その間にもプレイヤーには操作入力が求められる。
だが、ゲームをしたことがない人でもできるシンプルな操作ばかりなので、プレイヤーは操作入力に気をとられることなく、物語の展開に集中できるのだ。
CIAに引き取られ、厳しい訓練を受けたジョディは、ときに見事な体術で状況を突破していく。
もし操作入力を間違えても、ゲームオーバーにはならず、そのまま物語が続いていくのがポイントだ。
入力を間違えるのも、1つの選択となる。
レビュー
〇ゲーム性を極限までシンプルにして、キャラクターと脚本に力を入れたゲーム。映画館にゲームコントローラーを持っていくようなもの。
〇主人公の行動を、ボタンを押したりスティックを傾けたりして操作する。たったこれだけで、主人公とプレイヤーの中に友だちとも保護者ともいえない妙な親しみが生まれる。
〇エイデンをプレイヤーに見立てることで、感覚的に存在を実感しやすくなり、同時に、ゲームっぽい非現実的な面白さを味わうことができる。
商品案内
1.PS4版はストアで!
「ビヨンド」の日本語のPS4版はパッケージで販売していません。(私はPSNOWでダウンロードしてプレイしました)PS4版はPSストアで購入できます。
2.PS3版
3.ヘビーレイン
HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき- – PS3
ビヨンドを制作した会社「クアンティック・ドリーム」が手掛ける名作アドベンチャーです!
4.デトロイト
「クアンティック・ドリーム」最新作! 近未来に生きるアンドロイドたちを主人公にした、魂を揺さぶるエンターテインメント!
シメ
<終わり、またね!>