嫌いなことして10万稼ぐか、好きなことして10円稼ぐか

参考文献:ナミ・バーデン、河合克仁「世界中の億万長者がたどりつく『心』の授業」すばる舎
ポイントまとめ
☆成功とは誰かに勝つためにするものではない。
☆嫌いなことして10万稼ぐなら、好きなことして10円稼いだほうがまし。
誰かに勝つためではない
私のケースでいくと、夫に対して「なぜ妻である私にあんな言い方をするの?」「どうして私の努力を認めてくれないの?」という心の声があり、その苦悩の原因は「完璧な妻になりたい」という理想像にしがみついていたことでした。
第3章より
何よりも大事なポイントは、自身の結婚願望がどこからきているか、ということに気づけているかどうかです。
「結婚したい」という願望は、世間体からくるのか、親を安心させたいためなのか、友人と比べてそう思ってしまうのか。それとも、パートナーが自分を幸せにしてくれるはず、と考えているのか。
(中略)
たとえば、「結婚することでプライベートで成功した人になりたい」と躍起になっている場合は、苦悩の状態に陥ってしまっている証拠です。
第3章より
今、多くの人は「誰かに自分の存在を証明するために」成功を勝ち取ろうとしています。しかし、成功とは誰かに勝つためにするのではありません。また、今までの功績と今の自分の状況を比べて躍起になるものでもありません。
第3章より
【ポイント】
☆成功とは誰かに勝つためにするものではない。
嫌いなことで10万円か好きなことで10円か
☆親の期待に答えなければならないというプレッシャーに苦しむ。その原因は「親に優秀な子だと認めてもらいたいから」や「常に優秀な自分でありたい」と思っているから。
☆「完璧でありたい」というのはひどく傲慢な考えだ。必要以上のものを望み、自分のことしか頭にない。それは己を不幸にするばかりか、周りの人にも迷惑をかけることになる。
☆私にはほんのすこしの向上心さえあればいい。あとは1つ1つを丁寧にこなしていくこと。手を動かし、頭を動かし、そして遊ぶ。理想にしがみつく自分をゆっくりはがしていくこと。そのとき、そのときの「正解」を見つけること。
☆嫌いなことして10万稼ぐなら、好きなことして10円稼いだほうがましだ。
☆「好き」「嫌い」というあなたの感情ほど正しいものはない。シンプルだ。2つに1つ。どちらを選択するか。
☆好きなことをして得られる「充実感」「幸福感」はお金では買えない。
☆人間の数に比べて、この世に存在する職業の数があまりにも少なすぎるのだ。普通なら、人間1人に対して、5個や10個くらいのその人専用の職業があってもいいじゃないか。自分の持ち味を最大に生かすことで、この世に新しい「職業」を生み出せる人が次の時代を作っていく。
☆「結婚しなければならない」という凝り固まった考えが苦悩の原因となる。実際、それで結婚をしても次は「いい親でなくてはいけない」「いい夫(妻)でなくてはいけない」という理想を追いかけて心身ともに疲れるのだ。
☆「~であるべき」と自分の在り方を決めてしまうとつまらない。「~であるべき、なんてことはぜーんぜんないんだよー!! えへへ! いやっほー!」ぐらいにすれば面白くなってくる。
☆いま、あなたに必要なのは、いままでの考え方をぶち壊す大きな大きなハンマーだ。まず爽快に違いない、その巨大な壁を破壊して、破片が当たりに飛び散っていくのはっ!
☆私がいきたくもない飲み会へいくのは、先輩のためではない。結局、自分が「いい奴」だと思われたいからだ。嫌われず、ノリのいい奴だと思われたいからだ。そんな理想に若いときからずーっと囚われつづけていた。もうやめよう、こんなこと。相手からの印象を自分で決めようとするなんて馬鹿げてる。そんな特殊なスキルがあれば、全人類を洗脳できるじゃないか。
☆相手から好きになられようと、嫌いになられようと、それは相手の気持ちの問題であり、自分の問題ではない。相手と自分の問題を一緒にすべきではない。自分がいくら悩み、考え、努力したところで、相手の問題は相手側からしか解決できないのだ。
☆職場の悩みの第1位が「人間関係」だ。実に多くの人が、自分が「どう思われたいか」という自分勝手な妄想のためにストレスを溜めこんでいる。いい人であるべきということはないし、優秀であるべきということももちろんない、そして良好な人間関係を築くべきということもまったくもってないのだ。こんなになーんにもないところに、あらゆる理想を作り上げるのだから、人間の脳というのは恐るべきパワーなのだ。最初から自分の中で作った理想だからこそ、きれいさっぱり取り除くこともできる。
【ポイント】
☆嫌いなことして10万稼ぐなら、好きなことして10円稼いだほうがまし。
この先の景色を見たいから
ハマっては飽きてハマっては飽きてを繰り返す。
いままでの2倍の速さで作業を終わらす。
5分やればもう十分、次へ次へと回していく。
新しい風を吹きこませる。新しい人と会う、新しいゲームを買う、新しい映画を見る。
はいはいはい。どんどん先へ、息をするのも忘れるくらいのスピードで。
私は、もっとこの先の景色を見たいから。
ポイントまとめ
☆成功とは誰かに勝つためにするものではない。
☆嫌いなことして10万稼ぐなら、好きなことして10円稼いだほうがまし。
参考文献
ナミ・バーデン、河合克仁「世界中の億万長者がたどりつく『心』の授業」すばる舎
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