雨が降ったときに、パラソルの中でするような話をひとつや2つ。それは喜劇か、悲劇か、またはビジネスか。

ドラゴンクエスト=宝箱

2018/06/19
 
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映画、小説、テレビゲーム、これらに共通することは「楽しい」ということです。

手法は違ってもどれも人々を楽しませる娯楽です。

日常では経験できないような刺激的な体験をもたらし、夢の世界へ連れていってくれる。また自分を高めてくれる知見を与えてくれる。

テレビゲーム、ドラゴンクエストの世界も同じです。ゲームをプレイする者を別世界へ連れていき、普段体験できない魅力的な冒険をさせてくれます。

ドラゴンクエストにおける、魅力的な冒険、娯楽としての要素とはなにか。

モンスターを倒す力や呪文か? 困った人を助けてヒーローになれるところ? 心強い仲間と一緒にいれるところ?

いやそれは「宝箱」だ。ドラクエの宝箱が、ドラクエにおける娯楽の要素を凝縮しているに違いない。

ドラクエ=宝箱

ドラクエの世界には宝箱があります。赤くて、きらきらした装飾が施された箱。この美しい箱に入っているものはなんだろう、プレイヤーはまるで操られたように宝箱の前へと移動し中を調べます。宝箱を見たら調べずにはいられない強力な呪いがかかっているのです。

箱を開けて、中身をふくろに入れれば呪いは解かれます。宝箱を見つけ、移動し、開け、ゲットする。4つのプロセスの中で、中身をゲットする行程はそれほど重要ではありません。中身がわかった時点で宝箱の魅力は一気に消えてしまうからです。

宝箱の寿命は中身を知るまでにあります。宝箱を見つけられたときに、はじけるように魅力が生まれ、近づく度にその輝きは増し、開けるときにまばゆい光と共に消失する。

この一連のプロセスがプレイヤーに娯楽を与えています。ご褒美、プレゼントが嫌いな人はいません。バレンタインのチョコレートをもらうとき、誕生日プレゼント、サンタからクリスマスプレゼントをもらったとき、あのドキドキわくわくは至福の時です。なにをもらったのかわからないなら、至福は自分の理想の至福になります。つまり、宝箱になにが入っているかわからなければ、勝手に自分が想像した理想の中身を入れることができ、楽しみが倍増するのです。

早く中身を知りたい。その好奇心は意欲を底上げします。目の前に大好物があれば躊躇なく手をだします。それが100メートル先にあったら全速力で走って取りにいくでしょう。走ったときの疲れはまったく気になりません。自分の楽しみに向かって着実に近づいている、その実感がまた小さな幸せになっているからです。

ドラクエではダンジョンの中に宝箱が隠されています。取りにいけば、モンスターと戦う可能性が高くなるにも関わらず、絶対に宝箱を取りにいきます。ダンジョンを隅から隅まで見ないと落ち着きません。もし見落とした宝箱が1個でもあったものなら、その日の宿屋のベッドで眠れないからです。

楽しみがあれば、ぜんぶ楽しみたい、何度でも楽しみたい。楽しみを見つけたとき、それを追いかけているときが幸せの時間。

そんな宝箱の娯楽の論理は、ドラクエのゲーム全体にもいえることができます。モンスターと戦っているとき、勝ったとき、強い武器を装備したとき、レベルが上がったとき、小さな幸せはさまざまな種類にわかれ、何度でもプレイヤーに降ってきます。

その小さな幸せの連続が、ドラゴンクエストの娯楽の要素となり、プレイヤーに与える感動の原石になるのです。

 

 

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