もしゆたぼんがクラスメートだったら「あいつ……」

はじめに
ほい!
この記事では、少年革命家ゆたぼんについて紹介します。
基本情報や著名人のコメント、
そして、最後のほうでは、もしゆたぼんがクラスメートだったらというコラムを載せています!
「不登校は不幸じゃない!」
ユーチューバーゆたぼんは、果たして時代の寵児となるか!?
【この記事の文字数】3179字
ポイント
☆それは、革命なのか。不登校を楽しむ小学生ユーチューバ―登場!
☆義務教育や親の責任、学校とは? 教育とは? 現代日本に投げかける!
☆10歳の少年が提案する、新しい生き方、夢、そして希望。
基本情報
名前 / ゆたぼん
本名 / 中村逞珂(ゆたか)
年齢 / 10歳
主な活動 / 「YouTube」への動画投稿。
話題性
<少年革命家ゆたぼんチャンネル登録数>3.1万人
<Yahoo! ニュースコメント数>9893件
<動画再生数>124万回*¹
<動画コメント数>3万3956件*²
*¹–ゆたぼんが公開した動画の中で1番再生回数が多い「【新聞載った!】ゴールデンウィーク終わっても学校行くな」の再生数。
*²–1番再生回数が多い動画のコメントの数。
不登校は不幸じゃない!
小学3年生の時、宿題をやってないことがきっかけで先生とトラブルになり、学校にいくことをやめたというゆたぼん。
学校に行かない間、YouTubeに動画をアップしたり、いろんな人に会ったりして、
不登校という、いまの状況を「不幸」だと思わず、むしろ楽しいと感じていた。
逆に親にいわれて、嫌々学校に通っている子たちのほうが不幸だという。
だから、その子の話を聞いてあげて、その子が「自由がいい」っていったら、自由にさせてあげたほうがその子は幸せやと思う。
YouTubeに投稿された動画「不登校は不幸じゃない!」より
著名人のコメント
学校に行かなくても、学ぶことは無限にできる。社会性も、学校で身につく社会性がすべてじゃない。そもそも同じ年齢の子どもたちだけの「社会」は「社会」じゃない。
脳科学者 茂木健一郎「Twitter」より
「ホリエモン今の時代に小学生だったら学校行ってなさそう」というコメントに対しての回答
確実に行ってないね。当時はスマホもネットもなかったから学校行くしかなかったけど。正直あんなにつまらない場所にスマホとネットがある時代に通わされるって刑務所に通わされてるようなもんだよな。それがわかるだけに辛いよね。俺らの頃はそれしか選択肢がなかったからまだ幸せだった
実業家 堀江貴文「Twitter」より
試験もなんにもないお化けの世界で遊んでいると常識知らずになります。学校に行く発展途上国の子供に馬鹿にされます。
成人したら困窮します高須クリニック院長 高須克弥 「Twitter」より
どう思いますって議論すると、みんな“いいんじゃないですか”ってなる。
これは他人事だから。わが子になった場合は“冗談じゃない”ってなる。このままいくのはいいと思うけど、それは親御さんの責任。
いいとは思うんだけど、この子が社会人になって年齢重ねた時にこの子を守ろうとする人がどんどん少なくなる。社会って意外と冷たかったりする
お笑いタレント カンニング竹山
フジテレビ「ノンストップ!」より
時系列まとめ
ここでは、ゆたぼんに関連する世の中の主な動きを時系列で整理します。
2019年
5/4 :ラジオ「ゆめのたね放送局」の最年少パーソナリティーに就任。
5/5 :沖縄の新聞社「琉球新報」にて、ゆたぼんが紹介される。
5/15 :日本テレビ「スッキリ」で特集。
ゆたぽん! ではなく、ゆたぼん!
”少年革命家”という響きがいいよね。
少年ゆたぼん、ではなく、革命家ゆたぼんでもなく。
「少年革命家ゆたぼん」
新しい風を感じさせるネーミングだ。
注意すべきポイントはゆた”ぼん”というところ。
ゆた”ぽん”ではなく”ぼん”
ニュースの記事でゆたぼんの名前を知ったときから、しばらくゆた”ぽん”と勘違いしていたのはだれにもいえない秘密。
グーグルで「ゆたぽん」と検索しても白元の商品「レンジでゆたぽん」がヒットして、
あれ、ゆたぽんの記事はないのかなー。
なんて不思議に思っていたよ。
みんなも見間違いには気をつけて!
もしゆたぼんが同じ学校のクラスメートだったら
イメージが湧きやすくなるように、ゆたぼんが同じ学校のクラスメートだと仮定してみよう。
こうすることで、ニュースやネットでしか見ない彼をもっと身近にとらえることができる。
もし同じ教室でともに学び、同じ給食を食べる同級生が、
いきなり学校に来なくなり、YouTubeで「不登校は不幸じゃない!」と叫び、メディアから注目されるようになったら、
クラスメートの私(そう仮定して)はこう思うだろう。
「あいつ、面白い奴やなー」
と。
学校に行くのが当たり前の私たちの中から、とつぜん「学校行くな! ロボットになるな!」
という奴がでたんだから衝撃的だ。
同じ年頃の人にとって、ゆたぼんは常識を打ち破った革命家だ。
学校に通うのが普通、休むときは風邪をひいたとき、ずる休みをすると親に叱られる。
という意識が刷りこまれている私たちに、ゆたぼんは新しい世界を見せてくれた。
それは、学校に行かなくてもいい、不幸じゃない、楽しい! という世界だ。
勉強が嫌いな私にとって、学校を堂々と休むゆたぼんは、ある意味うらやましい。
ゲームできるやん、宿題せんでいいやん、漫画読み放題やん!
学校という場所から解放され自由になったゆたぼんを見て、いいなー、と素直に思う。同じクラスの同級生としてね。
そして、これから彼はいったいなにをするのだろう?
とワクワクする。
次はどんな面白いことをするのだろう?
と彼の投稿した動画をチェックする。
「あー、私もユーチューバ―になろうかなー、学校休もうかなー」
と考えたりもする。
だが、本当にゆたぼんの真似をして学校を休むことはない。
なぜなら、自分の親に叱られるからだ。
ゆたぼんは、ゆたぼん、自分は自分。
小学生の私は、クラスメートの中から革命家が誕生しても、なんだかんだで、現実を真摯に受け止め、高望みをせず、学校に通うだろう。
シメ
ゆたぼんが大人になり、少年革命家から、元・少年革命家になったとき、彼はかつての活動をどう思うだろうか。
そう、いつまでも「少年」とは名乗れないのだ。
案外、そんなちょっとしたことが、ゆたぼんのこれからを左右することになるかもしれない。
<終わり!>
参考文献
琉球新報「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」:https://ryukyushimpo.jp/news/entry-913377.html
Yahoo! ニュース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00000002-ryu-oki
少年革命家ゆたぼんチャンネル「不登校は不幸じゃない!」
茂木健一郎氏Twitter:https://twitter.com/kenichiromogi/status/1124872462380888065
堀江貴文氏Twitter:https://twitter.com/takapon_jp/status/1126426660016803840
高須克弥氏Twitter:https://twitter.com/katsuyatakasu/status/1124844110181912577
カンニング竹山「カンニング竹山、力説 不登校10歳ユーチューバーに『子どもの主張を大人が尊重し過ぎ』」スポニチアネックス:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/05/17/kiji/20190517s00041000158000c.html