雨が降ったときに、パラソルの中でするような話をひとつや2つ。それは喜劇か、悲劇か、またはビジネスか。

個人でテレビドラマを制作できる時代が来る?

2018/08/03
 
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小さいころお絵かきに熱中した経験はありますか? 自分のイメージした世界をペンで紙に表現する。自分の作品なので好きなものを好きなだけ描いていいのです。大人たちが監視する世の中で唯一自由になれる時間です。

新しい技術が生まれると、お絵かきも進化します。紙とペンを捨て、パソコンを使ったデジタルなお絵かきが可能になります。

絵を立体的にしたり、動きや音をつけたり。ひとりでは大変な作業でも、それを助けるプログラムがあればだれでも簡単に自分の世界を表現できます。

作品が完成しても終わりではありません。インターネットを使って多くの人に公開することができます。

いままで特定の人のみが扱えた技術はいずれすべての人がコントロールできる技術になります。

インターネットも携帯電話も車もラジオやテレビもはじめは限定的にしか使えないプロの道具でした。

高度な技術を世界中の人が共有し創作、公開することによって、人はだれでも作家になれます。

現在、一定のノウハウ、経験、機会が与えられた人だけが作ることのできる、映画やアニメ、テレビドラマも、将来、その技術が一般化すればだれでも自分だけのオリジナルな作品を作ることができるでしょう。

ドラマメーカー

パソコンでお絵かきするならお絵かきソフト、音楽を制作するなら音響ソフト、写真を加工するなら画像編集ソフトがあります。

テレビドラマを作りたいと思ったら、ドラマ制作ソフト「ドラマメーカー」を使うことになります。

最近のドラマはどうも面白くない。それなら自分でドラマを作ってやろうではないか。自分好みのストーリー、演出、配役、音楽のある自分だけのテレビドラマ。

見るだけで楽しいドラマなら、自分で作ってみればどんなに楽しいだろう。

だれでも監督になれる

ドラマメーカーを使えば、だれでも監督になれます。

脚本家、演出家、役者、美術、その他スタッフはすべてAIが担当します。

監督がどんなストーリーのドラマを作りたいか、大まかな指示を脚本担当のAIに伝えれば、瞬時にして台本ができあがります。恋愛もの、社会派、コメディ、サスペンスなんでも構いません。

役者をそろえるために事務所に問い合わせる必要はありません。プログラムが自動生成した何万パターンの人工役者たちの中から選べばいいのです。

人工役者たちはそれぞれ本物の人間と見分けがつかないような外見で。実際の役者の動きや演技を学習しているのでアカデミー俳優並みの演技力を持っています。感情、表情、高度な音声合成技術によるリアルな発音がドラマに命を吹きこみます。

役者の演技、照明、カメラワークなど細かい演出をその場でだすこともできます。パソコンのマイクに向かって「もうちょっと悲しい表情で」「そこで画面を暗くして」など監督の注文を伝えます。

ドラマを撮影する場所はすべてパソコンの中の世界です。専用のスタジオを借りたり、ロケ地に向かう手間はいりません。

学校、病院、会社、街、山、海、あらゆる地形データを読みこみ、さらにカスタマイズすることでドラマの舞台が生まれます。

現実にある場所を使いたい場合は、その場の風景をデータにして取りこめばドラマメーカーのロケ地として編集することができます。

ドラマメーカーがあれば、椅子に座りながらでも、ソファで横になりながらでもドラマを制作することができます。時間やお金、人手も必要ない、ペンで紙にすらすらと描くように自分の見たい世界を表現することができます。

プロのドラマはさらに高度に

だれでもテレビドラマを制作できる時代になれば、従来のプロの制作者はさらに高度な技術でテレビドラマを制作するようになるでしょう。

人々が求めるのは最先端、最新の技術であり、それを扱えるのは1部の人だけなのです。

もし家庭用のテレビが映画館以上に高音質で高画質なら、映画館へ足を運ぶ人は減るでしょう。

自宅のプリンタで印刷できるものをわざわざお店に行って印刷するのは面倒くさいことです。

しかしそこに家庭用には到底マネできない特殊な技術があれば、利用する価値はあります。

家庭用のドラマメーカーでは絶対に作れない特別なテレビドラマがあれば、そこに価値が生まれます。

ドラマ制作ソフト「ドラマメーカー」は監督とAIがドラマを作ります。おそらく、プロのテレビドラマもほとんど同じものになるでしょう。しかし、その監督とAIの技術のレベルは家庭用と比べてはるかに高度なものです。

「いい監督」+「いいAI」=いいテレビドラマ

次世代のプロのテレビドラマはこの組みあわせによって成り立つでしょう。

優れた能力を持った監督が指揮をとり映画やテレビドラマを作る。いままではその中に、脚本家や演出家、役者など複数の要素が絡まって作品ができていました。

しかしこれからは、優れたAIをいかにうまく使うかが面白い作品を作る鍵になります。

つまり最新技術(AIなど)をいかに工夫して融合させるかどうかです。

雑用をAIに任せれば時間が生まれます。その時間でさらに凝った演出が生まれれば、テレビドラマに「面白い一滴」を落とすことができます。

無駄な負担を減らすことで、制作者はもっと創造的な仕事に集中することができるようになります。

新しい技術によって見えなかったものが見えるようになる、できなかったことができるようになる。プロの制作者は新しい技術が誕生させる新しい「面白さ」に最も近い人たちです。

人がさらなる刺激を求める限り、これからも、プロの作るテレビドラマはどんどん発展していくことでしょう。

最後に

個人でテレビドラマを制作できる時代が来るということは、それだけなにかを作る技術が一般化されやすくなっているということです。

みんなが情報を発信し、個人でテレビ番組、ドラマ、映画を作り、大勢のお客さんに見てもらう。

ひとりひとりが創造的になり、クリエイティブな毎日を送るようになる。

それは、肉体を資本としていたいままでの暮らしから、頭脳をメインにする新時代への変遷を意味しています。

未来の子どもたちは、木製のおもちゃで遊ぶだけではなく、新しいおもちゃをプログラミングして、アプリにし、自分の端末で遊ぶようになっているのかもしれません。

 



 

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